2022/8/20付で、読売新聞のサイトに「渋滞解消へ高規格道路 県と熊本市、調査本格化へ」という記事が掲載されました。
https://www.yomiuri.co.jp/local/kumamoto/news/20220820-OYTNT50063/
熊本市中心部の渋滞は政令市で最もひどく、朝夕のラッシュ時の車の平均時速は16.1km/hと最もスムーズな札幌市より5km/h以上遅いとのこと。
そこで、熊本都市圏と九州自動車道を結ぶ2つの高規格道路「熊本都市圏北連絡道路」と「熊本都市圏南連絡道路」、さらに北連絡道路から空港まで延びる「熊本空港連絡道路」を建設することを立案したものの、全部整備するとなるとあまりにも費用がかかるため、調査により優先順位とつけるとともに「都市高速道路」方式の導入を検討しています。都市高速道路方式にすれば、全路線で一括して通行料金を徴収し、トータルで建設費の返済や管理費への充当ができ、収支計画が立てやすくなります。
都市高速道路は現在「首都」「阪神」「名古屋」「広島」「福岡」「北九州」が存在しており、当初はいずれも公社方式でスタートし、特に規模の大きな「首都」「阪神」は民営化済みです。
ちなみに、これら高規格道路構想については熊本市公式サイトにも掲載されていますが、
https://www.city.kumamoto.jp/hpkiji/pub/Detail.aspx?c_id=5&id=39800
具体的なルート案が決まっているわけでもなく、まだ「夢」の段階ですね。