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桧山から下ノ段(福知山市三和町)行の中京交通バスは、先ほど到着したのとは別の車両です。どこかから回送されてきました。
ICカード処理機は、JR西日本の地方交通向けの標準タイプです。
小中学校の下校時間帯なので子どもたちが乗車するかと思っていましたが(近くに瑞穂小学校・瑞穂中学校があります)、町は別途スクールバスを運行しているのか子どもの姿はなく、3人の客を乗せて発車。うち1人は町内で下車し、残る2人は市町境を越えて福知山市内まで乗車しました。
福知山駅方面への京都交通バスには、終点の下ノ段(福知山高校三和分校前)ではなく、京都交通バスの折り返し場所である丹波大身で乗り継ぐことにしました。
その丹波大身バス停は、国道9号沿いの小さな集落にありました。京都交通バスの発車時刻まで5分程度しかありませんが、付近にはバスの待機場のようなものは見当たりません。
京都交通バスの時刻表は、小屋の中に掲示されていました(中京交通バスは他と同様に標柱に掲示)。JRバス時代のものを流用しています。
発車時間1分前になって、いきなり脇道からバスが登場しました。当然乗客は私1人・・・
バスは旧三和町の主要な集落(菟原・細見など)を通り、ミニショッピングセンターの駐車場の中に作られたバス停にも立ち寄りますが、誰も乗ってきません。
この状態が一変したのが、他ならぬ下ノ段バス停(名前の通り坂を下った場所にあります)でした。バス停には男女高校生が20人近く待っており、一斉に乗車すると一気に座席が埋まり立ち客まで・・・ 途中のバス停で何人か下車しましたが、半数以上は福知山の市街地まで乗り通していました。路線バスあっての三和分校です!
下ノ段の次の丹波新橋バス停の標柱を車内から撮影。JRバスの標柱の上部の看板だけを京都交通標準デザインのものに取り換えたようです。
下校の高校生で賑わう福知山駅前に到着したバス。
福知山駅前ののりばは、2024/4/1から再編されました。便数の多い高速バスに、ようやく専用ののりばが確保されました。
三和線(旧園福線)は、JRバス時代と異なり福知山市民病院まで直通します。標柱の下部に「新・園福線運行開始」のチラシが掲示されているのは、そのためです。
(おわり)