北九州市では大半の地域で西鉄バスが運行されていますが、若松区を中心とするエリアでは北九州市営バスが運行されています。(1963年に北九州市が成立する前の旧若松市営バスがルーツ)
その北九州市営バスでは2001年にいち早くICカードシステムを導入しましたが、それだけにnimoca(西鉄バスなど)・Suica・PASMOなど全国相互利用対象ICカードの利用ができず、さらにシステムの老朽化から、2021年10月末をめどにnimocaを導入することを決定しました。
https://kitakyushucity.jp/4587/
これに伴い、これまでのICカード(ひまわりバスカード回数券、一日乗車券)は7月26日限り使用できなくなり、7月27日からnimoca導入までの間は紙の回数券・一日乗車券に逆戻り?します。ICカード定期券はカードリーダーにタッチせず見せるだけになります。
https://kitakyushucity.jp/4925/
これは、バスの運賃箱自体を取り換えるためなんでしょうね。同じく独自のICカードシステムからnimocaに移行した長崎県内や宮崎県内のバスでは、過渡期は両方のICカードに対応させていた(カードリーダーを2種類取り付け)のですが、北九州市ではそこまでのコストはかけられなかったというところでしょうか?
ちなみに、ひまわりバスカード回数券では最大10%のプレミアがついていましたが、
https://faq-call-center-city-kitakyushu.dga.jp/faq_detail.html?id=1627&category=247&page=1
nimocaではプレミアは一切なくなります。最近まで存在したnimocaのポイントサービスは昨今の情勢を踏まえ廃止済みです。