前向きな人生の整理整頓

人生も後半、一日が短いです。明日やると思っても、若者のようには明日はたくさんないのかもと気づいた今日この頃

NHKホールライブのFM放送 / Culture Club 5

2008年12月17日 19時30分38秒 | 音楽
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です

わたしがculture clubに夢中になったとき、すでに最初の来日を終えていました。
NHKホールでのライブがFMで放送され、同じ教室だった男の子がダビングしてくれました。

公演の日付は1983.6.12 ジョージはこの年のお誕生日は日本で迎えたのかな。
ダビングは、1983.12.17 そう、今日でその日からまさに25年。

この放送は、その後再放送があって自分でもエアチェックしたはずだけど、
今手元にあるのは、ダビングしてもらったほうなので音はあまり良くないかな。
数年前の年末にも放送されていた気がするけど・・・もっと何年も前だったかな。

このテープをダビングしてもらった後に1stアルバムを買ったので、
Do you really want to hurt me?のライブとの違いがとても印象的でした。
レコーディング通りのメロディーで「Gimme time to realise my crime ~」
を歌ったことってないんじゃないでしょうか。
今は全体にアレンジも変えて歌っていますよねえ・・・レゲエ風。
一度でいいから、今のBoy George の声でレコードのメロディで歌って欲しいです。
輸入版でIt's Americanという二枚組みのライブアルバムを持っていたのですが、
そのライブより、NHKホールバージョンの方が良かった気がします。

「これは、愛の歌です 愛があればお金は要りません」

「これは、愚かな男の歌です」

と、日本語で曲の紹介もしています。
当時は歌詞に秘められた思いに考えが及ばず、
そうね愛があればお金なんてね・・・などと純粋に受け止めていました。
四半世紀経った今、猫の頭をなでながら、
「世の中のことは大抵のことは、お金があれば何とかなる わかる?」
なんて言うほど、すっかり世の中の塵芥に汚され、純粋さを失った心でも、
この片言の日本語に秘められた思いを考えると切なくなります。
当時、ボーイ・ジョージはわたしにとって随分年上の人でしたけど、
今思うとまだ、23、4の青年だったわけです。
それでいて、あんなに深く切なく自分の心を表現していたわけですからね。
その恋は想像にかたくありません。

決まり文句の「It goes like this....」ってよくライブのときにいっていますが、
音だけなので、何だか寂しげというか、投げやりというかそんなふうな
喋り方に聴こえます。

時代を感じるのは、当時のNHKノアナウンサーの曲の紹介の仕方が
「今日はカルチャー・クラブの演奏をお送りしました。
 あいむ・ざ・ぼーい あい・たんぶる・ふぉー・やー」みたいな感じですごく
堅苦しいことです。今も堅苦しいかな?

また思い出した頃に 6 書く予定。 



Crazy for Youだった頃 / Madonna

2008年12月17日 01時58分17秒 | 音楽
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です

Madonna、離婚の慰謝料が83億ですと!!!!貰うんじゃなくて、払うんですと・・・・。
端数の3億を夢見て宝くじを買うわたしですが、かつて、マドンナの資産の一部
(それもほんの砂粒よりちっちゃい) に貢献しました。
like a virginでブレイクするほんのちょっと前、何の雑誌だったか不明ですが、
一つ上の男子が、本屋さんで立ち読みしている後ろを通りかかったとき、丁度
マドンナが載っているページを開いて「かっこいいなぁ」とか言ってたような、
言っていないような。
今でいうグラビア雑誌だったのか、音楽雑誌だったかはわかりませんが、
マリリン・モンロー風の付けボクロや、無造作なヘア・スタイル、そして、現在の
資産家マドンナからは考えられない安っぽい服装。
でもマドンナの歌も聴いたことがなかったわたしには、その安っぽいファッションが
すごくかっこよく見えました。狭い町で、自分で自分を縛って生きているような
部分もあったから、奔放なマドンナのスタイルがすごく魅力的に見えたし、
実際、すごくお洒落だったと思いますよ。
後に、日本の芸能人もずいぶん影響されていた、というか、真似ていた 故本田美奈子ちゃん 松田聖子 レベッカのノッコ

それからすぐに1stアルバムを買いました。
でも、あんまり聴かなかったかなあ。
三枚目True Blueはすごく出来のいいアルバムで、こちらのほうは良く聴いたし、
売れましたよね。わたしのいたドーミトリーでは少女マーガレットとこのアルバムには事欠かなかった

でも、わたしにとってマドンナの最高の一曲はVision Quest 青春の賭け
という映画の挿入歌でCrazy for Youです。
http://jp.youtube.com/watch?v=8YjzqkMl7ro
この曲を聴いたとき、マドンナは本当に歌のうまい人だと思いました。
売れるための手段として、彼女が魅力的な女性だということを最大限に利用したことで、
こちらは実力の面に、目が向かなかったのかもしれないです。
しかし、マドンナはこの映画に脇役で、しかも歌手でCrazy for Youを歌うんです。
どんな曲も平らに歌う日本のアイドル歌手に比べて、曲によって声を使い分ける
マドンナってすごいとそのとき思ったものです。
映画はまあ、年上の女性とスポーツマンとか、大したことのない内容かもしれません。
ありがちな青春ものかもしれません。でも結構いいのよ。
マシュー・モディン主演。当時彼の出ている映画はよく観てました。
暇な若者は暇つぶしに見てみるべし!

同じ頃、もう一本スーザンを探してという映画に出ているけど、これも最後の方までは脇役っぽい。
平凡な主婦が、新聞の尋ね人の欄で必死に探されているスーザンのことが気になってしょうがない。
あげくに事件に巻き込まれてしまう。
そのスーザンがマドンナなんだけど、平凡で、特別に楽しみもなく暮らしている人
にはマドンナ演じるスーザンは滅茶苦茶魅力的で、憧れちゃうね。
特に印象的なシーンはトイレで手を洗った後の手を乾かすドライヤー、あれなんていうの?
http://jp.youtube.com/watch?v=H8lDTfZPZ4A2:12くらいINTO THE GROOVE
その風で涼む?マドンナ。素敵でしたよ。映画も楽しめますし。
ただし、邦題に『マドンナの』とついていますが、先にも書いたように脇役。

三枚目を最後にマドンナは全く聴いていません。
別に嫌いなったとかではなく、なんか大きくなりすぎて、
つまんなくなっちゃった・・・かな。 

その昔、『神より有名になる』と誓った彼女は現在イギリスに籍があり、
離婚後はまた、アメリカに戻りたいそうな。
そういえば、アメリカン・ドリームなんて言葉も当時はよく耳にしました。
現在は、アメリカから危機がやってきて、わたしなんかは持ち株がすごーく下がって、
売る機会を逸しております。いつか良くなるときも来るだろう 当分は無理
どこにいても、マドンナはお金に困ることはないので、昔とは違う意味で羨ましいです。
でも使いすぎには気をつけてね。小室哲也みたいになっちゃうから・・・・

付け足し Rupert Everettと一緒に出た『2番目に幸せなこと』を観たとき
      女優としても優れた人だと思いました。
      ルパートはこのての役柄が多いですねえ・・・80年代の彼は大変なハンサムでしたよ