その頃、わたしは自分の人生が変わってしまうのではないかというような
心配事を抱え、悲しみの中にいました。
そのことに関わる事象に触れるだけで涙が出てきて、
それをこらえて暑さの中で目をぬぐっていました。
そうこうしていると、片方の眼輪筋が痛い感じがして、
疲れているんだなーって思っていました。
その痛みを感じた翌日、どうも目(瞼)が痛い気がしました。
アーまたものもらいができるんだ、目をこすったり、
泣いたりしたからばい菌が入っちゃったな、
そんな風に思って、過去にできていた麦粒腫のつもりでいました。
そもそも、霰粒腫を知らなかったのですね。
昔、ものもらいができたら、それが上瞼なら、痛くても我慢して
飽きるくらい目玉だけを動かして下を見るがいいと、
どこかのおばあさんが言っていました。
すると直りが早いと。
しかし、今回それ程強い痛みではなくて、
ちょっと痛いかなというくらいでした。
酷くなって膿むと嫌なので
抗菌目薬を持っていたのでそれを差して寝ました。
後から考えると、これが良くなかった気もしますし、
関係ない気もしますし、わからないなぁ。
そのうち、上瞼のど真ん中が赤くプクンと腫れていました。
ギャー目立つなぁ、
でもウミが出ちゃえば良くなるだろう。
そんな風に思いました。
痛みはそう感じなくなっていきました。
その時、大事な用もあって炎症止めも飲んだような気がします。
これもきっとよくなかった気がするなぁ。
其の参へつづく