前向きな人生の整理整頓

人生も後半、一日が短いです。明日やると思っても、若者のようには明日はたくさんないのかもと気づいた今日この頃

暖かくなるために聴いてみた『初夏の頃』愛奴

2018年02月04日 14時41分18秒 | 音楽
立春大吉
春がやってきたと、思いたいけれど寒いし、雪が舞ったり強風が吹いたりしています。
それでも何となく春と聞くと気持ちはあがりますね。

愚図愚図しないために何かいい方法はないものかと、いつも気合、気合と自分に言い聞かせはするものの、
背中を丸めて、ノロノロと動いています。
ふと、テレビから蝉の声が聞こえてくるシーンが・・・
あっ、あの暑苦しさを今感じたい、何かいい方法はないものであろうか?

夜寝る前にストレッチを日課としていますが、中々これも寒くていい加減なやり方になりかねないこの頃。
ラジオや自分の持っている音源やら、カウント替わりに流します。
そこで、蝉の声はないけれど、夏の曲にしようではないかと思い立ちました。

あっさりと、チューブとかにすればいいではないかと自分でも思うけれど、
これは本当の夏に取っておきたい?気がして、
選びましたのは、全然夏っぽくもない、タイトルだけ夏が付く、初夏の頃
恐らく、CDを買ったきり一度しか聴いていないはず。
それが久しぶりに聴いて凄く気に入ってしまいました。
ここ数日毎晩聴いています。

極稀なことですが、音楽がこころをどこか遠い場所に運んでくれる時があります。
自分の経験した過去だったり、誰かの悲しみの場所だったり、全く知らない所、時代。
それはいつも、決して未来ではない気がします。そして何故かやさしい。

ずっと昔にレンタル落ちしたCDを買って、あまり聴き返すこともなかった一曲が今回
わたしのこころを真冬の寒さからどこかに運んでくれました。

CDは愛奴というバンド、その中の二曲目初夏の頃です。
そんなに説明するまでもないし、詳しくもないのですが愛奴は浜田省吾がデビューしたバンドだったかと。
ちなみにこのCDを買ったのはバブル期で当時流行のドラマに、浜田省吾の曲が使われていた頃でした。
このアルバムの中で有名なのは多分二人の夏でしょうか?
同じタイトルに夏が付くけれど、こちらはよく耳にしていた気がします。
わたしが当時気に入っていたのは『恋の西武新宿線』で何か一つことが終わった
ある夏の日、次なる展開を思いつつ、駅のホームに立っていた自分を思い出す曲です。
が、他はあまり聴きませんでした。そこがテープやレコードではないCD時代だなあと今は思いますね。
何だろう、時代も時代だったせいもありますが、素人っぽいっというか、インディーズバンドの
アルバムみたいで、色々試す試験的な印象を持ったまま仕舞い込んでいました。
まあ、聴いている耳も素人耳ですから、こんな稚拙な感想しか持てませんが。

でも、今回『初夏の頃』聴いてみてよかったです。
この歌詞の世界は一体何を表現しているのでしょう。
いや、知らなくていいことなのです。
何か不思議な気持ちにさせてくれます。
前向きな感じでは決してありません。
でも、湿った感じもありません。
だから初夏なのか
本当の意味や伝えたいことはわたしにはわかりません。
むしろ、この曲を聴いたひとがどう感じるのかをたくさん聞いてみたい気がします。




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