前向きな人生の整理整頓

人生も後半、一日が短いです。明日やると思っても、若者のようには明日はたくさんないのかもと気づいた今日この頃

何でもできて、一人でいて淋しくない人になりたい

2016年09月16日 18時11分48秒 | わたしの思い
一人で何でもできるように成りたいと思っています・・・って、いい歳して当たり前のことじゃない。
まあまあまあまあ、そう言わないで下さいな。
人間、躊躇することってありますよね。

わたしは、学校を出たり、寮を出たりする以前はできないことが多くて、
アイスクリーム屋、サーティワンみたいなお店でアイス一つ買うのに躊躇していた頃もありました。
今ではラーメンでも、牛丼でも何でも来い。
今は外での飲酒はいたしませんけど、ワインくらい一人で飲みに行くのも平気でした。

とにかく、はじめはかなり躊躇しますが、えいっと飛び込めば平気になっていくもので、
まあ、慣れですね。
群れるのが嫌いな以上、何でも自分でできるようにならないと、という気持ちが背中を押してくれますし、
実際何でも手続きとか、一人できないと困ることってたくさんありますものね。
頼れる人がいる人はいいでしょうけど・・・そうじゃないし。

そんなわたしが、ずっと躊躇していたことがあります。
でも、思い切って飛び込んでみました(大袈裟)
どこへ?ガソリンスタンドです。セルフの。

空いているような店を手始めなので、ターゲットに。
さすがに誰も出てこない。暫し立ち尽くし、機械を眺めフムフム。
何だ、大したことなさそうだなと操作開始。
いくらやってもポイントカードが飲み込まれて行かず、
結局店の人を呼ぶ羽目に・・・・
「そこは店専用のカードを入れるところ、持ってないの?ここ良く通る?」
『はい、まあ時々・・・』
「じゃカードあげましょう」
カードをくれたら、またさっさと去ってゆく。
さて、わたしの一人で何でもできるようになる旅は再開。
キャップが堅かったけど、なーんだ今度からはもう一人で大丈夫。

こうしてまた大人(充分大人)に成りました。
この方がお得でもありますからね。節約の上でもできるようになって良かったです。

そしてこう思います。
 助けてくれる人はいないと思っても、必ずいるから、困ったときは周囲にいる誰にでも尋ねてみる。
         きっと教えてくれます。
         そういうことが恥ずかしい季節はすぎましたし。
だけど、頼り過ぎない。そうするとまた、次もってことになりかねないので。

最近多いと思いますが、病院の自動支払機。
年配の人は、ドギマギしてできるかしら?大丈夫かしら?と心配しています。
こちらから、「一度一緒にやってみますか?一度覚えたら次からは心配しなくていいでしょう」
と声をかけました。すると、ぱあ~っと明るい顔になって
「本当に、時間は大丈夫?」ととても喜んでもらえました。
そのやりとりを聞いていた別の二人が、わたしに色々尋ねてきます。

心配な人が結構いるのです。
そんなとき、尋ねやすい雰囲気の人でいたいです。
どこかでこんなふうに、自分の親もお世話になっているかも、そして自分も将来そうなるかも
と思いつつ、
でも、よく道を聞かれるんですが、これは下手なので誰かを探してバトンタッチ。

思い出しましたが、スーパーの自分でやるレジ。
これは、すぐやってみようと飛び込んだら、いつも教えてくれる係りの人が
あんまり世話を焼いてくれて、自分でやらせてくれないものだから、慣れるのに時間が
かかりました。程々に。頼り過ぎない。これですよ。

こんなこと大袈裟に書くことかと仰る人もいるでしょうけど、
生まれたときから、そういうものとのお付き合いのある世代とはやっぱりちょっと違います。

でもね、はじめてやることってすごく脳に良いらしいです。
ドーパミンがそのときでるそうです。

最後にわたしは、
頭山満翁の
一人でいて淋しくない人になれ!という言葉が好きです。
ここでも、時々自分の孤独癖のようなことを語ったりしていますが、
意見の合わない人と無理して群れることより、自分が正しい、自分がこうありたいと
思ったら、気弱なのに孤立を恐れずにきたつもりです。
これからも、それを貫こうと思っています。
一人で淋しくないためにも、できることを増やしていく、そんな考えもあります。

 


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