昭和三十年代の映画ニュースの類を眺めると、
列車内での火災訓練に勤しむ児童生徒たち、
劣悪な宿泊環境
と相まって、
通り一遍な案内を
手厳しく指摘。
それから数十年後
定番の観光地を訪れる理由は、
旅行経験の欠如を解消する為。
(と教育関係者から聞いている)
特定の信条がある子は『なぜ神社・仏閣を回るのか?』と思うかもしれない。
これは気にする必要ないです。
(by カトリック信徒)
社会や美術の教科書に出てきた存在を、
直で知る。
これは、
「庶民サンプル」
に直で接するようなものです。
ジャーナリストの堀潤氏は「フランスのメッスという田舎町では3月に『アビリンピック』という障害のある人が培った技能を競う大会が開かれ、フランス中から小学校や中学校の団体が集まった。聞くと、修学旅行のようなプログラムで来ており、企業とマッチングする仕組みも作られている。
とフランスかぶれの弁。
日本にも、
があります。
第43回全国アビリンピック開催概要第43回全国障害者技能競技大会(第43回全国アビリンピック)は、令和5年11月17日金曜日から19日日曜日までの3日間にわたり、愛知県国際展示場(愛知県常滑市)で開催いたします。
また、障害者の雇用に関わる展示、実演、体験などの複合的なイベントである「障害者ワークフェア2023~働く障害者を応援する仲間の集い~」を併せて開催します。
修学旅行的な要素?
そんなものない。
中途半端な伝聞を流す
フェイクニュース・メーカー
堀潤
さて、
昭和三十年代の映画ニュースの類を眺めると、
奈良の薬師寺管主 ・高田好胤 による説法が注目されていた。
NHKアーカイブス
高田好胤はユーモアを交えた親しみやすい法話で知られる薬師寺の名物管長。修学旅行生に行った名ガイドぶりは今も多くの人々の心に残っている。
失われていた薬師寺金堂の復興を発願し、百万巻の写経勧進という前代未聞の方法で再建を果たした。千五百年の日本の仏教史上、百万巻もの写経勧進の導師を務めた僧は他にはいない。
好胤が唱えた写経の輪はその後、大きなうねりとなって全国に広がっている。
高田好胤、
月面着陸の中継にも出演されていた事は、
知らなかったです。。。
修学旅行先がたとえ月面であっても、
通り一遍の案内では、
馬耳東風。
「庶民には、積立金がつらい」「費用に見合うだけの学習効果はあるのか」「修学旅行は家庭と教員の負担でしかない」
という連中は、
旅行経験の欠如
が、
他者・外界との心理的な壁を作り出すことにすら、
気付けていないのでしょう。
修学旅行は
「外界サンプル」
に直で接するようなものです。
接した経験は、一生の記憶に残る。
プロ野球の試合に勝ったから、
とホテルのロビーで胴上げをする
野球ファンたち(東海地方の学校ゆえ、もちろんドラゴンズ)
すら、記憶に残る。
「プロ野球に、こんな力があるのか」
と。