例えば、東邦ガス
2022年6月6日
メタネーションによって合成されたメタンを都市ガス原料として利用するのは国内初となる見込みです。将来的にはメタネーション設備の大規模な社会実装により、ガス自体の脱炭素化を目指します。
日本政府が掲げる「2050年カーボンニュートラル」実現には、熱需要に対応するガス体エネルギーの脱炭素化が重要です。こうした中、既存の都市ガスインフラや消費機器が活用でき、スムーズなカーボンニュートラル化への移行と追加的な社会コストの抑制が両立可能な合成メタンの導入が期待されています。
本詳細検討で合成メタン製造の候補地としているテキサス州およびルイジアナ州は、現在から将来にわたり豊富な再エネ電力の調達が期待できることに加え、三菱商事が事業参画するキャメロンLNG基地があり、天然ガスパイプライン網等の既存LNGサプライチェーンの活用が可能です。さらには、既存の二酸化炭素(以下「CO2」)や水素のパイプラインが活用できる可能性もあります。
海外で製造した合成メタンの導入・普及にあたっては、日本と生産国の間で天然ガスと区別するための原産地証明や、合成メタン利用時のCO2排出カウントの整理、合成メタンの製造・利活用に資する投資予見性の確保が重要となります。
最近、東邦ガスCMは、
華麗に踊る浅田真央さん(すっかりガス会社の人です)
二酸化炭素を再び天然ガスにする
の二本柱……
また、アイシンでは
2023.05.29
本システムは、工場の燃焼設備で発生する排ガスからCO2を分離・回収する工程(0.024t-CO2/日)、回収したCO2からメタンガスを生成するメタン化工程(12m3/日(ntp))で構成され、生成したメタンを燃料として再利用します。
工場で稼働中のアルミ溶解炉の排ガス中のCO2を回収し、生成したメタンガスはその溶解炉の燃料として循環させることで、実利用に則した評価を進めます。(溶解炉1台から発生するCO2の1/100の量を循環)
CO2分離・回収工程は化学吸収方式を用い、独自設計の回収機構とその機構に最適な吸収剤を用いることで、装置の小型化と低エネルギーでの分離・回収を実現します。
2025年度には溶解炉1台から発生するCO2を全量回収する装置の開発をめざします。
排ガス等に含まれるCO₂を鉄鋼スラグ・廃コンクリート等の産業副産物に含まれるカルシウム源を抽出したアミノ酸水溶液に吹き込むことで炭酸カルシウムとして固定化する技術
排気ガスなどから回収したCO₂にカルシウムを反応させて生成する炭酸カルシウムなどのカーボンリサイクル材料と、製鉄で生じる産業副産物である高炉スラグを用いて製造するコンクリートです。CO₂を炭酸カルシウムに変換して練り混ぜることで、コンクリート内部にCO₂を固定することができます
①コンクリート内部にCO₂の固定が可能
②製造過程におけるCO₂排出量収支のマイナスを実現
③通常設備で製造でき、普通コンクリートと同等の強度、施工性を発揮
④コンクリート内部の鉄筋腐食を防ぎ、構造物の耐久性を維持
この手のコンクリートは、既に道路設備で使われています。
なので、
東京ガスによる2023/07/29
はやや周回遅れ感じ
CO2から合成メタンを作る
「メタネーション」
その隠れた利点は、