合理的選択論は、恋人同士のいざこざから地球規模の危機まで、人間の意思決定を支える道具。
日本保有のプルトニウムは45.5トン 19年末時点、前年から微減
2020年8月22日 15時25分
プルトニウムは原発の使用済み核燃料から再利用するために取り出されるが、核兵器にも転用可能だとして国際社会が懸念を示している
四十五トンのうち三十五トンは、英仏の再処理工場にあります。
尚、プルトニウム輸送には厳戒態勢が取られています。
「イラクの原子炉を空爆。」
この事件は、スペースシャトル・コロンビア号空中分解事故にて注目を集めた。
コロンビア号に搭乗していたイスラエル人初の宇宙飛行士Ilan Ramon が
「イラクの原子炉を空爆。」を実行したパイロットの一人だったから。
二千億円程度だった覚え。
で、ここまでが前座。
合理的選択論に背く者たちの一人 「昼寝猫 @tcv2catnap 」の本領発揮。
「本邦が核武装したら」
全か、無か、しか頭にない。これでは合理的選択どころではない。
イスラエルの「核兵器を持っているとも持っていないとも明らかにしない」
或いは
恋人の「浮気したともしていないとも明らかにしない」。
という曖昧な態度すら看過。
曖昧にするところから、アラブ諸国から妥協を引き出したり、恋人からの妥協を引き出すなどの、駆け引きが始まる。
そして、当方は返答した。
このツイートの肝は、
「リスクへの切迫感」が、「評価対象の言動とは無関係に」、評価主体の認識によって左右されること。
イスラエルの「核兵器を持っているとも持っていないとも明らかにしない」態度は、 イスラエルに対するアラブ諸国の認識が「ヤバい」「危険だ」に傾くと、イスラエルのスタンスに変わりがなくとも、アラブ諸国に於ける「イスラエル核武装リスク」への切迫感が高まる。
或いは
恋人に対する認識が「ヤバい」「危険だ」に傾くと、相手のスタンスに変わりがなくとも、相手の「浮気リスク」への切迫感が高まる。
リスクへの切迫感が頂点に達すると、
ミサイルが飛んだり、
包丁が飛んだりする。
(「リスクへの切迫感が頂点に達する」までの過程とその後は、アニメ「School Days」に詳しい。怨恨が事件にまで発展する過程が生々しく描かれています。)、
、
一点、弁明。「昼寝猫 @tcv2catnap 」を他の人物(弁護士)と誤認した状態でのツイート。
核武装やイスラエルから School Days(恋人同士の怨恨) まで、
「合理的選択論」という一つテーブルに並べることのできる時代だから。
で、不可解なツイート
合理的選択論の特徴は、歴史的経緯やラベルをバッサリ切り落とすところ。
なので、「クウェート進攻前のイ・イ戦争」や「日本が中国に侵略」は、「リスクの切迫感」云々を検討する際にはまず使いようがない事柄。
ちなみに、イラク原子炉への空爆は1981年6月7日。イランイラク戦争開戦翌年。が、イラク原子炉への干渉は七十年代末から続き、破壊に必要な戦闘機を「イラン革命の結果」調達できたため実行された。
イラク原子炉への空爆は、イラクと核との連想をするきっかけとなった点で、イラク戦争に至る最初の一里塚ともいえる。
「国際政治経済分析」講座の鈴木基史
は当方の師匠(残念ながら……)。
政治学には、
歴史・思想系、
実証系、
数理的アプローチ系
の三つに大別できます。
鈴木基史は、数理的アプローチに於いて日本で最も優れた学者。
ちなみに、鈴木は、日本学術会議の会員でもある。
繰り返しになりますが、合理的選択論では、歴史的経緯は切り捨てます。
「歴史には因果関係」
しかし、再現性は乏しい。『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を読むときの注意点すら知らないのでしょうか。
「昼寝猫 @tcv2catnap 」報道関係だったようですね。。。
猶更、お客さん(雇い主)は、「昼寝猫 @tcv2catnap 」を切り捨てるべき。