字面を拾うだけでは、
書き手の意思も意図も、読み解けない。
書き手の意思や意図を読み解くには、
その言葉が使われた理由を探る、
が効果的。
ただし、「言葉が向いている方向」の明瞭さを見るだけで、
察しがつくこともある。
たとえば、
無目的なPCRの拡大には賛成しない、と書くと、記事も全く読まなずにいきなり汚い言葉を浴びせたり、全然私の意見と関係ないことを書いて「デマを流すな!」などと意味不明なことを言って長々批判してくる人がいて、その人の読解力や知的レベルを図る踏み絵になる。
— 村中璃子 RIKO MURANAKA (@rikomrnk) August 12, 2020
を眺めると、
具体的に特定の物事を指し示す言葉は、
「PCR」を含めて、一つも存在しない。
「記事」の具体例も、
「汚い言葉」の具体例も、
「私の意見」の具体例も、
記されていない。
ちなみに、「PCR」とは、ポリメラーゼ連鎖反応(Polymerase chain reaction)という反応名に過ぎない。
「PCR」が、PCR検査を指すのか、それともPCR装置を指すのかさえ不明瞭。
にて紹介した
「ワタシ、猫、嫌い」
と比べると、
個々の「言葉が向いている方向」が悉くぼんやりている。
Twitter上では140文字で伝えられることは限られる、
という妄想が蔓延っている。
しかし、
「言葉が向いている方向」をハッキリさせれば、
140文字もいらない。
村中璃子のツイートならば、
ワタシの言葉が、正しい。だから、PCR検査件数の上積みに盲従する連中は、間違っているし、愚か者だ。
と「言葉が向いている方向」をハッキリさせることができる。
「言葉が向いている方向」をハッキリさせない理由は、多くはない。
・伝えようとする内容を理解していない。
・伝えようとすることの信憑性に、自信がない
・語彙力や思考力が不足している。
・語彙力や思考力が不足している。
・自分自身に自信がない。
……
つまり、
ジャーナリストとして必要な素養を欠いていると、
「言葉が向いている方向」はハッキリしなくなる。
ちなみに、
「ワタシ、猫、嫌い」
と言った方は当時、京大病院・京大医の近くに居を構えていた、医療従事者の親族。
自信に満ち荒れていた方でした(その理由は……察しがつくでしょう)。
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