第一次世界大戦への米国参戦は、
米国の民間船舶が無差別に攻撃されるようになったから。
第二次世界大戦への米国参戦は、
真珠湾攻撃があったから。
ちなみに、真珠湾攻撃を知ったチャーチルは
「(WWⅡに)勝った」
と。
もちろん、米国参戦を見越した反応。
しかし、
ウクライナ戦争によって、
米国の権益が被害を被った、
という報道すら、
皆無。
財政的負担を強いられている、
という一点を除けば。
そもそも、
ウクライナ戦争は、米国人にとって
被害を実感できない出来事。
被害を実感できない出来事のために、
莫大な税金をつぎ込む
なんて、、、
希薄な実感
と
あまりに釣り合わない。
たから、
有権者から、
不合理な負担である、
税金の濫費である、
搾取である、
と認識されやすくなる。
実際、
第一次世界大戦でも、第二次世界大戦でも、
「被害を実感」する前の米国人は、
米国による参戦に否定的でした。
さて、
2023年。
バイデン大統領は首脳会談で、「出来ることは全てやる」と強調した。しかしアメリカの世論にも「支援疲れ」のムードがにじむ
「ウクライナを支援し続けることがより厳しくなっているという新たな現実を覆い隠すことはできなかった」アメリカメディアにも厳しい評価が並んだ今回の訪米。
マッカーシー議長らとの会談直後、記者団の前を通る際に一瞬、複雑な表情で目を伏せる場面もあった。マッカーシー議長は会談後「私は国内の財政を優先したい」と語っており、直談判がどこまで奏功したかは定かではない。
言うまでもなく、
来年は大統領選の年。
下院議員選挙も上院議員選挙もある年。
「被害を実感」できない出来事たる
ウクライナ戦争に税金をつぎ込む
と
訴える候補者がいたら、
撃たれても、
不思議ではない。
税金の濫費や不合理な負担に、
寛大な有権者・候補者なんて、
(民主制の)どの国にもいない。。。
という具合に、
ウクライナ戦争への負担に異を唱える政治家たちが、
世界各地に出てくるでしょう。
敢えて世界大戦を引っ張り出した理由は
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