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少額で加入できる海外旅行保険で、たまに見かけるケース。

2023-11-14 17:37:20 | 法学
法学部時代、保険法の講義にて扱われた裁判例です。

「近場でトロピカルな」海外旅行先のホテルで、

「トロピカルな」果物を切っていたら、

「うっかり指を切り落としてしまった」

というケース
(なぜか、トロピカルです)。

保険金請求に対して保険会社が

「わざと切っただろ。
故意だから保険金払わない

とつっぱね。
裁判所に持ち込まれて、

故意だから、保険金払う必要なし

という裁判例。

同種の裁判例が複数あります。

教官曰く、
海外旅行保険は
「少額で加入出来るから」
冒用されやすいそうです。

さて、


男はおととし5月、左手の小指を第一関節あたりまでを自ら切断したにも関わらず、「電動ノコギリで誤って小指を切断した」と事故を装い、虚偽の内容の保険請求書類を保険会社に郵送し、保険金をだまし取ろうとした疑いがもたれています。

海外旅行すら遠のいた日本、、、

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