のつづき(上記二つは、興が乗って筆が進み過ぎました)。
さて今回は、
この結果が正しいとしても抗体を持つ人は東京で500
— 村中璃子 RIKO MURANAKA (@rikomrnk) May 15, 2020
人中3人、東北で2人。テレビが煽ってきた「感染は蔓延している!」(=集団免疫ができている)は現実ではなさそう。キットの精度が悪くこれじゃ調査にならないと、抗体の有無ではなく量を測る検査が始まるそうです。https://t.co/79GKK8KkD3
二つの誤謬に基づくツイートですね。
一、献血の検体。
によると、検査対象は、献血の検体。
献血できる人は、現在の日本ではかなり限られます。
にある通り、
折り紙付きの健康体だけが、献血できるのです。
しかも、実際に献血する人は
4,859,253人。日本人口の4%程度。
しかも、男性が2/3程度。
なので、献血の検体は、日本全体の様子を眺めるには適さないサンプル。
ちなみに、上記報道には
一方、新型コロナが感染拡大する前の昨年1~3月に関東甲信越で採血して保存されていた献血血液500検体からも同2件の陽性反応が出たという
という気になる一文。
昨年後半に新型コロナウィルスに感染した者がいることは、
にて報じられた通り。
厚労省は昨年の結果については新型コロナの流行前であることから「偽陽性」との認識だ。
は即断過ぎる。
二、抗体はいつまで残るのか。「次に」使えるのか。
新型コロナウィルスについて分かっていることは、
大して多くはないです。
大して多くはないです。
特に、免疫記憶がどの程度残るのか、については誰も知らないです。
数十年残るかもしれませんし、数日もせずに消えるかもしれません。
そもそも免疫記憶がなければ、抗体は作れません(このあたり事情は「はたらく細胞」に詳しい)。
しかし、村中璃子は、Covid-19の免疫記憶が数十年残ることを前提にツイート。
「感染は蔓延している!」(=集団免疫ができている)
も免疫記憶の持続期間が数十年であることを前提にした記述。
免疫記憶の持続期間が数日程度ならば、
「感染は蔓延している!」けど、集団免疫はできていない。
となります。
それから、covid-19を含むRNAウィスルは、
変異がしやすい事で知られています。
変異したウィスルに対して、免疫記憶は無力です。
(この点も「はたらく細胞」に登場します。)
covid-19では、既に数種類の変異株が確認されています。
この人が辞めたら何かが変わるのでしょうか。
— 村中璃子 RIKO MURANAKA (@rikomrnk) May 15, 2020
辞めさせないで責任を追及する方がのちのためかもしれません。 https://t.co/KDAd1EwBkD
WTO(世界貿易機関)は、米中対立の最前線でした(経済法界隈では周知の事)。
近年この対立の為、紛争処理機能が破綻しかけていました(特に、上級パネルを開けない状況)。
Roberto Azevedo事務局長は、ブラジル出身。つまり、BRICs諸国出身。
ゆえに、中国を先進国並みに扱わない事への不満が、米国から出ていました。
退任によって、真っ当な事務局長が選出されれば、紛争処理機能の回復が期待できます。
今のWTOは、未来のWHOの姿です。
夏の高校野球のコロナリスクよりも、マスクさせて体育の授業したり、マスクしてランニングする方がずっとリスク高いと思うんだけど。
— 村中璃子 RIKO MURANAKA (@rikomrnk) May 15, 2020
村中璃子は、
野球部の練習を見たことないのでしょう(不登校・高校中退ならば当然でしょう)。
野球部の練習は、密な空間を伴います。監督の話を部員たちが聞いているものです(そのそばではしゃいでいたら、野球部顧問に一喝されました。野球部には、顧問とは別に、外部から雇った「監督」がいるものです)。
ミーティングの重要性は、野球が頭脳スポーツであることの証左(アメフト程ではないでしょうけど)。
ミーティングは、密です。
高校野球の応援も、密な空間です(県予選の応援に駆り出された事があるので、よく覚えています。観客席で、飛び回るスズメバチをどう退治するか、についてミーティングしてました。密になって。スズメバチには蜜はないけど。結局、誰が持っていたスプレー缶をバナー代わりに、使ってスズメバチ焼きました。OBの持っていたライターで着火して)。
そして、甲子園出場となれば、応援団のバスが十数台、動きます。団員数は数百人にもなります(と、バス会社関係者から聞いたことがあります)。
選手の宿舎は、大広間で雑魚寝。密です(と、あだち充氏の漫画で描かれていました)。
高校野球の試合は、礼で始まり礼で終わります。
一列に並んだ両チームは、2m以上離れていたでしょうか。
試合の末、勝ったチームは、校歌を歌います。飛沫飛びまくりです。(あれ、我が高校の校歌、何だっけ?)
ていうか、キャッチャーの背後には、常に主審。一塁手・三塁手のそばにもずっと審判です。
ずっと密です。
あと、甲子園の土の消毒はどうするつもりだったのでしょうか。
甲子園の土、飛沫まみれでしょう……。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます