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新型コロナウィルスとヒトゲノム計画と

2020-08-08 21:29:43 | 文章の書き方・読み解き方
英文論文の読み込みに秀でている「葉月のブログ」
「Natureの最初のゲノムの出自が「Unknown」ってどういうことでしょうか?」

 一番最初に配列決定された武漢のウイルス hCoV-19/Wuhan/Hu-1/2019 
の 『Originating Lab』 サンプルが採取された施設の名前だと思いますが、Unknown となっていました。

Natureの論文には、41歳の患者は武漢市中心医院に入院となっていました。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7094943/
「Department of Pulmonary and Critical Care Medicine, The Central Hospital of Wuhan 」

その患者の臨床サンプルの解析結果が、上海から発表されたのが怪しいといえば怪しいわけです。グーグルマップでルート検索すると、武漢から上海まで900キロ車で9時間武漢市中心医院から武漢ウイルス研究所までだと、車で20分です。

(上海市内の渋滞も加味すると、九時間以上)。

実際には、Nextstrainに掲載されるゲノムをみると、まだまだ問題が山積しているという感じ

また、
では、
提供されるウイルス検査手順は、遺伝子検出手順です。 彼らはウイルスから検出テストに使用する遺伝子配列を分離しません。 それらは、組織や細胞が死ぬときにますます放出される典型的な遺伝子配列を分離します。 これらの一般的に短い遺伝子配列、ヒトの代謝の構成要素は、さらなる実験室作業の基礎を形成しますが、ウイルス学者はコンピュータープログラムの助けを借りて多くの短い遺伝子配列から遺伝物質の長い鎖を構築することしかできません。 これらは、実際のウイルスゲノム株として発行されます。 これが、健康な人が検査を受けても常に陽性の検査結果がある理由です。

このあたり理解するには、
ヒトゲノム計画という足掛かりが必要。

その頃を回顧する記事
によると、
逆に「米国の凄み」を感じたのは、ヒトゲノム計画にて読まれた膨大な量の塩基配列を処理するために、情報処理技術がいち早く導入され、様々な解析アルゴリズムが生み出されたことです。その結果、大量の塩基配列の断片を連結する「ゲノムアセンブリ」が実現しました。これは後の「バイオインフォマティクス(生命情報科学)」という新たな学問領域の土台になっています。

コンピュータープログラムの助け」の背景です。

さらに米国は、ヒトゲノム計画から生まれた遺伝子特許から莫大な利益を得ていますからね。日米欧による協議の結果、塩基配列の断片には特許は認められないことになりましたが、ツールなどは別です。たとえば、PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)は、検査に必要な増幅技術で、米国は相当の特許料収入を得ました。ヒトゲノム計画は、知財戦略でも大成功を収めたといえます。ただし、米国で、少し前に、最高裁判決で、遺伝子特許の見直しが行われたのが印象的です。

新型コロナウィルスのPCR検査を支えるPCR技術は、
ヒトゲノム計画で鍛え上げられました。

ちなみに、ヒトゲノム計画では、莫大な数の全自動遺伝子解析装置を駆使していました(民間企業との競争に煽られて)。

諸外国が全自動遺伝子解析装置を使って、
PCR検査を大量にこなしている源流も、
ヒトゲノム計画にあります。
(日本? 職人芸駆使して検査です。。。溜息)

自然科学では、(それに限りませんけど)
仔細
背景
流れ
を掴むことが大切です。

さて、当方が存在さえ忘れていた「美雨 」

は、

「新型コロナに関する情けないニュース」
にて

徳島大学名誉教授・大橋眞氏が「新型コロナウイルスは存在しない」と主張しています(笑)。


一方、大橋眞名誉教授についての「葉月のブロク」各記事
を眺める限り、
 
我々は未だ、Covid-19の単離に成功していない、

ことが分かる。

新型コロナウィルスでは、
川崎病類似の症状が出ているとの報道がありましたね。
で、川崎病は、複数のウィルス・微生物が関わっている、という学説もあります(by 川崎病罹患経験者)。
なので……
複数のウィルス・微生物がひとまとめに扱われている
という線は、濃そうだなぁ、と。


対比するだけで、様々な意味が生まれる。
対比法は、使い勝手の良い表現です。


「新型コロナに関する情けないニュース」
より
地方民だって海外旅行に行ったり、夜の盛り場で3密の遊びをする人がいるでしょう。 

外務省「新型コロナウイルス感染症に関する水際対策の強化に係る措置について」 
に限らず、各国、入国制限に躍起。
出入国の少なさは、出入国管理庁の統計からも明白。
そもそも、旅客機が殆ど飛んでいない。 


東京都民は感染拡大の「原因の一つ」ではあっても、決して「全て」ではないはずです。

「新タイプの遺伝子配列、ウイルス6月に出現…東京から地方へ拡散」

 6月中旬、東京を中心新たなタイプの遺伝子配列のウイルスが突然出現。現在、急速に増加している全国の陽性患者の多くが、新タイプに属することが分かった。

(七月の報道を紹介するまでもない)

迷惑ユーチューバーの「へずまりゅう」は例外ですけどね。この手の輩はいくらでも叩いて良いです。

ということは、美雨は、
浜松で100人の感染者を作り出した奴を、擁護しないのでしょうか。


不明瞭な判断基準は、矛盾を作り出すだけ。

そもそも、自粛警察の思想的背景を分析できていないのでしょう。



 



対比するだけで、様々な意味が生まれる。
対比法は、使い勝手の良い表現です。

 


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