スピード感に驚いた。
そして、最高指導者・金正恩(たぶん故人)が、表に出てこない点も。
一方で、
今回の韓国への挑発的行動は、北朝鮮が巧妙な新戦略に打って出たものではない。これまで有効だった古いやり方に戻っただけだ。
北朝鮮の経済は壊滅的なダメージを受けている。中国税関当局の統計によると、1月と2月の中朝貿易総額は前年同期比で3割減。3月と4月はそれぞれ前年同月比で9割減との情報もある。
キンタナ氏は、兵士も食料不足に苦しんでいるという報告に言及
なのに、軍を動かしている(食糧が乏しければ、軍人は動けない)。
しかも、最高指導者ではない人物・金与正が、軍を動かしている……。
各部隊はいつまで、
実りの無いチキンレースに付き合うつもりなのだろうか。
(ていうか、核兵器を今、誰が管理しているのか。)
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追記。
「南北共同連絡事務所を爆破命令を出した金与正は兄の金正恩よりやり手」
という記事が目に留まった。
たしかに、金与正の肝は、据っている。
明らかに据わっている。
(金正日が金与正を高く評価していた(少なくとも、長男次男よりも)、という話を聞いた覚えがある。)
ただ、
あの爆破は、
「崩壊直前記念の打ち上げ花火」
或いは、
「投げやり暴走の一場面」
とも評価できる。
体制崩壊直前の独裁国家では、
無理無茶が飛び出しやすい。
そもそも、
軍将校たちにとって、
金与正は付き従いたいと思える人物か、
と問われれば、
かなり微妙。
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