今年は、欲張らず、自分の領分を磨き、少しずつ広げるしかないことを再度、ココロに留めたい。
5年後、10年後、いい加減な中年になってないようにするためには、結局、じっくりと勤めるしかない。
スロー・リーディングの実践(本の読み方) 平野啓一郎氏 著
を読んで、反省させていただきました。
学生も、小中学生達も、マイペースを崩さないよう。自分を見失わないように。
昨年度は、立場をわきまえず、いい加減な答案を作成したことをお詫び申し上げます。小松明峰の後輩さん達、あんな風な答案作成(欲張って、自分のペースを超えた解答態度で取り組むこと)は、やはりNGです!
因みに、慶大入試プレH型(医学部)の化学のⅢ問を自宅で解いてみました。
案外、考え方は簡単で、10^3.7を計算するのに、遠回りして焦り、結局40分これにかかりましたが、すべて完答できました。
この問題で一番化学らしいと思ったのは、最後の問6・・・
陽イオン交換樹脂にイオンを通すとどうなるか?
はじめはpH1で酸性⇔すべてのアミノ酸は平衡が水素イオンの生成しない、陽イオンとなる方向でバランスする。だから、陽イオンとして吸収されてしまう。
等電点に近づき解けていた陽イオンとの平衡が中性側に偏ることで、通過した溶液に各アミノ酸が溶出し始めること。そうすると、等電点が低いもの酸性アミノ酸であるアスパラギン酸から溶出し、最後にリシンが溶出するであることが判断できますね。実験的にこのように分離できるのは面白いことです。
他の問題は数学の問題ですね・・・
私の場合問2は別解となりました。こちらのようにした人も多いでしょう。
問2別解>
[G+]/([G0]+[G-]+[G+])=1/([G0]/[G+] + 2) (但し等電点で[G+]=[G-])
ここで、K1/K2 =[G0]^2/([G+][G-])=([G0]/[G+])^2を用いて、前式をK1/K2で表し、1/([G0]/[G+] + 2)=1/(2 + 10^3.7)である。
ここに、10^3.7=10^4*10^-0.3と書け、問題文に10^0.3=2(log2=0.3)と与えられているから、10^3.7=0.5*10^4をつかって、[G+]のパーセント濃度が計算できます。
以上、焦らず、自分のペースで解いた方が、結局良くなる例でした・・・かな?
5年後、10年後、いい加減な中年になってないようにするためには、結局、じっくりと勤めるしかない。
スロー・リーディングの実践(本の読み方) 平野啓一郎氏 著
を読んで、反省させていただきました。
学生も、小中学生達も、マイペースを崩さないよう。自分を見失わないように。
昨年度は、立場をわきまえず、いい加減な答案を作成したことをお詫び申し上げます。小松明峰の後輩さん達、あんな風な答案作成(欲張って、自分のペースを超えた解答態度で取り組むこと)は、やはりNGです!
因みに、慶大入試プレH型(医学部)の化学のⅢ問を自宅で解いてみました。
案外、考え方は簡単で、10^3.7を計算するのに、遠回りして焦り、結局40分これにかかりましたが、すべて完答できました。
この問題で一番化学らしいと思ったのは、最後の問6・・・
陽イオン交換樹脂にイオンを通すとどうなるか?
はじめはpH1で酸性⇔すべてのアミノ酸は平衡が水素イオンの生成しない、陽イオンとなる方向でバランスする。だから、陽イオンとして吸収されてしまう。
等電点に近づき解けていた陽イオンとの平衡が中性側に偏ることで、通過した溶液に各アミノ酸が溶出し始めること。そうすると、等電点が低いもの酸性アミノ酸であるアスパラギン酸から溶出し、最後にリシンが溶出するであることが判断できますね。実験的にこのように分離できるのは面白いことです。
他の問題は数学の問題ですね・・・
私の場合問2は別解となりました。こちらのようにした人も多いでしょう。
問2別解>
[G+]/([G0]+[G-]+[G+])=1/([G0]/[G+] + 2) (但し等電点で[G+]=[G-])
ここで、K1/K2 =[G0]^2/([G+][G-])=([G0]/[G+])^2を用いて、前式をK1/K2で表し、1/([G0]/[G+] + 2)=1/(2 + 10^3.7)である。
ここに、10^3.7=10^4*10^-0.3と書け、問題文に10^0.3=2(log2=0.3)と与えられているから、10^3.7=0.5*10^4をつかって、[G+]のパーセント濃度が計算できます。
以上、焦らず、自分のペースで解いた方が、結局良くなる例でした・・・かな?