弁理士先生との特許面談、人生たった3回目!終了。

2006-02-03 | CMOS
先日、他社との共同開発IC回路設計で提案した2,3のアイデアに関し、担当者と弁理士の先生方とで面談をした。

貧乏人が思いつきで特許アイデアを出願するのは非常にハイリスクであるといった話を昼食をとりつつしていただき、よかったのか、わるかったのか?

自分で特許出願するのはほぼ諦めモードである。やはり、財団にグラントを申請するときとか、企業の製品開発に参加するときとかに限られそうだ・・・・

ちなみに、CMOS回路のメインテーマ特許は評価も千秋楽をむかえている。本日、提携企業の評価担当者から確認が取れたのだが、私の提案したアイデアを実現した開発品の電気的特性は理論どおりと言って過言ではない程の製造安定性を示しているという評価結果だったということだ。これまでの苦労が報われた形となると、大変喜ばしい限りである。

電子工学科を卒業し、電子物性の大学院を家庭などの事情で中退。その後、大企業で高速SRAMの回路設計・開発を経験し、自然科学を学ぶため再び、大学に入学、理学部物理学教室で量子デバイスと固体物理をかじったりするトレーニングを主体的に行ってきた。この過程で、苦手であった数学とコンピューター(プログラミング)を克服し、若さを維持してきたことで、今回の厳密な特許提案を拙いながらも文書化することができたと思う。

これからも努力し続けたいと勇気付けられた。
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