生命記号論-宇宙の意味と表象 を読む・・・・

2006-01-31 | 自然科学
かな?と思い、読み始めている。
ジェスパー・ホフマイヤー著、松野浩一郎+高原美規訳

哲学者パースの定義する”記号”を用いて生命を論じている。

二項関係ではトートロジーっぽく話が終わるものを、三項関係で表現することで、話が良く見えてくるといった感じか?

生命科学もちょっと基本を復習しておきたくなった。
今日受講したVDECセミナーの最後の黒田教授の講義のなかで、進化論的アルゴリズムと、進化論的アナログ回路が互いに最適となるよう進化した組み合わせとした、顔の認識ソフト+ハードのパフォーマンスが、その他のソフト+ハードのそれを凌駕していることを紹介されていた。

科学技術にも、生命の認識の深化が役立つことを示唆しているような気がしてならない今日この頃、この紹介例は、ちょっと極端な側面と思いますが、これも一つの生命の認識の深化の結果ですね。個人的には、アルゴリズムをまねたらうまくいくというといった見方で終わるのではなく、もう少し普遍に近いものの見方をできるようにしたいものだなあと思っています。

そんなときに、この著書は結構面白いものの見方を提案しています。

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