喜六 おじさんは偶然に そこを通りかかっていた.
偶然を信じない人に ぜひ偶然を信じて欲しい
水門のところで 一人の子供が つぶきにはまつてもがいていた
喜六叔父さんが そのこを助けた.
あとあとになって その子は河口の近くにいた
大声がした.だれかが引き潮にさらわれて もまれながら河口に流されてきた
その子は もやい船の友綱を解いて船を出してその声助けた
誰かはよは昭平というがきで 喧嘩友達だった
昭平はまた喜六おじさんの子である.
偶然ってあるんだ.奇禍というのか.長い人生には いろんなことがあって
時が流れ手いるんだと思ったよ