『日本はほんとに 右傾化しているのか.』
ここに 国際基督教大学准教授 スティーブン・ナギさんの小論文がある.
彼はこういっている.
「多くの国が日本の゛右傾化゛和非難し警戒しているが筆者は一貫して
現代日本とナシヨナリズムに関して 次のような関心を持っている
1・日本人は以前よりも,国家主義的になっているか.
2・日本の政治家は以前よりも国家主義的になっているか
3・安倍首相は国家主義的か.また,積極的に国家主義的な外交政策を打ち出しているか.
4・もし日本が国家主義的になりつつあるとして,何が国家主義の成長を促しているか
また,我々は それを警戒する必要があるのか
という設問を出している.
教授のこれらの設問に対しての 報告は 現時点の指標にもとずいている.その限りにおいて
適切なものである.たとえば,日本人は 自衛隊は日本領土を守ることについての戦闘は
了としているが,海外に派遣されたり海外で戦闘任務に就くことについては否定的である
とか,「ヘイト・スピーチ・とかに本会議・さくらチャンネル・とか在特会などの人種差別は一部の
ものでゼン日本人の意見とはまるで対照的だ・と指摘している.
これらは 戦後70年として流してみると 確かに民族主義的なものが顕著になってきているこ
とは否めない.これは日本の経済的実績に伴う国際的地位の向上がもたらすものだろう.
安倍さんについては一般的に右傾化していると見る人が多いが 彼自身より彼を取巻く
周りが彼が右傾化するようにおぜん立てしている節がある.
彼は日米同盟の深化というけれども アメリカからの巣立ちとすると 海外からの警戒を呼ぶ
要素もある.一般的に日本の政治家は戦争を知らない世代に代わった.老練な戦前の政治家
たちは 安倍内閣の動向を心配しながら見守っているのだろう
他国と日本が大きく異なるのは マスメディヤの動きであるるマスメディヤには 戦争前と現在では
甘利代わりはない.国民もメディヤは信実を語らないと不信感を持っている
それだけではなく 右傾化に一役買っているところもアルる
ただ日本は 現在国家の分岐点に来ていることは確かなようである.