一昨日に、弟さんの電話で「母さんがものすごい具合が悪くて、衰弱して一日一人一分面会して、元気、励ましてやってくれ!」と重々しく、主人に言った。
主人は、もう危ないのかと思って、会社休んで私を連れて病院に面会しに行った。
やはりコロナで面会謝絶で、受付で断られたのだけれど、ここは譲れないと思って「わざわざ○○から来ました。お願いします。」と食い下がった。
看護師は困っていたけど、「では廊下から部屋覗いてください。」と言ってくれた。廊下から、義母に主人と私で手を振ったら、手を振ってくれて、私たちが帰るまでずっと手を振ってくれた。(涙)
話すことは禁じられていたけど、主人と私は「しっかりね。」「ご飯食べてね。」「がんばってね。」と廊下から声をかけた。義母はずっと笑顔でいてくれたが、時々涙ぐんでいた。(涙)
義母に対して、ぞの時は過去、私は嫌味言われたことや意地悪されたことはすっかり忘れていた。
前日に、私は「許せない自分を受け入れよう。」「許せないそんな自分を認めよう。」と思いが変わっていた。それまでは許せないのに許さなくてはと思っていたがうまくいかなかった。許せなくてもいいんだ。そんな自分を許したらすごい楽になった。
私は、心の中で主人と私と弟夫婦の4人で、義母がどんな姿であろうとも死を見守って、無事法事を終えるまで見届けようと思った。やっと私も覚悟できた。(涙)