パッと咲いて、あっという間に散る桜。でも、今年は気温の変化のおかげ?で長く楽しめました。
もうずっと昔(笑)、新入社員研修の時、指導員の先輩が、「桜の潔さが好きだ」と挨拶の中で話されました。
厳しくて、でも明るくて、さばさばしていて、「潔さ」という言葉が似合う方。
研修では、なんでこんなことしなきゃなんないのかなーと思うようなこともあって、「めんどくさいなぁ」と思っていたら、「背筋を伸ばして」と注意された。
心で思っていることが、表現の中で身体に現れて、それが、分かる人には分かるのだと気づいた。
やる時は一生懸命、心をこめてやらなくちゃと学んだ。
懐かしいあの頃(笑)
今年も、青梅の梅岩寺へ枝垂れ桜を見に出掛けた。
今年も見ることができて良かった。この桜を見ると、自然とそういう気持ちになる。
昨年はお別れの多い一年だった。
闘病中の親友のお母さんに、昨年この枝垂れ桜の写真を送った。
今年もそのつもりだったけれど、叶わなかった。お父さんとお母さんをこの数年で失った親友の悲しみを想う。
こんな悲しみは他にないだろうと思うほどに深い悲しみを抱えてしまった友を想う。
誰もが自分らしく生きられたらいいなと想う。
長くここで咲く、立派な枝垂れ桜を見て、「あぁ、春がきた」と想う。