娘が中学1、2年の時にお世話になったスクールカウンセラー(SC)。
先日、娘は、そのSCと相談室ではなく(笑)スターバックスでお会いしてきました。11年ぶりです。
小3で不登校になり、中学ではほぼ登校しませんでしたが、保健室と相談室には時々行くことがありました。
とはいえ、SCとの面接の回数は、私の方が多かったのですけどね。
なかなか話題豊富な先生で、少し娘の様子を話すと、あとは雑談というのか、パワースポットや、骨董市、庭園や寺院など、いろいろな話をしてくださいました。
私はそれを持ち帰り、こんな話を聞いたわよと娘に話す。
なんだそれは面白そうだなと関心をしめすことも多く、二人で足を運んだりしました。
そして、先生は面接の終わりに、娘に手紙を書いてくださるのですが、もちろん相談室においでとか、勉強や進学についてではありません。
大きな力強い字で、シャーペンの芯が何度もポキポキと折れるのを、私はあっ折れた、また折れた…なんて思いながら見ていました。
手紙には、折れにくいシャーペンの芯のおすすめが書いてあったことも(笑)
だんだんと、娘が先生とお話しする回数が増えてきて、よかったなぁと思っていたところ、先生は異動となりました。
最後にメールアドレスを教えてくださり、毎年自作の年賀状を送り続け、今もお付き合いいただいています。
以前に「支え』というタイトルで書いた日記に、その養護教諭とSCと娘の三人で会う約束について少し書きました。
昨年の一月に、養護教諭から娘に電話があり、ガンで闘病中で、近くまた入院することになったと、だから、その約束が先になりそうだと。
SCが「では桜の咲く頃にでも」と言ってくださったから、なんとかその頃に会えれば…という連絡だったようです。
2年前から闘病中と聞いていて、なにか胸騒ぎというか、先生への感謝の気持ちをきちんと伝えておかなくては…とニ月に先生にお手紙を書いたのでした。
そして、今年のSCからの年賀状で、養護教諭が昨年の二月に亡くなったと知りました。
娘も、私も、その後連絡がないのでとても心配はしていました。
本当に残念です。
三人で会う約束は叶いませんでしたが、高校の卒業式に養護教諭が来てくださった時の写真など、一緒に見ながらお話したようです。
帰りに、なんと車で家まで送ってくださり、私もご挨拶することが叶いました。
先生も、80歳近く、この3月でSCは引退するとのことでした。
変わらない笑顔と声。懐かしくお話をしたたくさんのことを思い出しました。
この日、養護教諭もきっとそばにいてくださったはず…。きっと。