止まり木

一歩、一歩。~あせらずあきらめず~

あのときの。

2014年08月02日 13時05分34秒 | つぶやき
娘が小学生の頃、不登校の娘に付き添って学校に行くことが度々あった。

娘が、先生と教室に行って、でも、どれくらい居られるか分からないから、私は校内で待つのだけど。

いつも、さて、どこにいたらいいものかと考える。

そんなとき、図書室をのぞくと、いつもではないのだけど、司書の方が来ていることがあって。

授業中で生徒もいないし、「子どもを待っているんですけど、入ってもいいですか?」というと、何も聞かずに、「どうぞ、どうぞ」と言ってくださった。

そういえば、何度か、娘と一緒に、先生を待つために居させてもらったこともあった。

その司書さんと、少し前に再会した。

読み聞かせ仲間だった知人に、「カフェで、大人のための読み聞かせをやるけど、よかったら」と連絡をもらって出掛けた時のこと。

知人が、「たぶん知ってると思うけど、会わせたい人がいるの」と。
「覚えてない?司書で学校に来ていた○○さん」
あっ、ほんとだ。

「共通の話題があると思うよ。わたしは、席をはずすけど、お話してみて」

○○さんと、「共通の話題。。。」と顔を見合わせる。

「四月から、高校生になりましたけど、不登校でずっとお家で過ごしていた娘がいます」とわたし。

「年齢的には、今年、高校を卒業してるはずの娘がいるけど、鬱や摂食障害でいろいろあって、いま、入院している娘がいるんですよ」と○○さん。

そうですかぁ。
うんうん。いろいろありますよね。
迷うし、悩むし。
難しい。
でも、きっと本人が一番辛い。
焦らず、無理せず。

と、言葉を交わす。

そして、小学生の頃のことを話すと、「覚えてますよ。あの時の?」って。

「今日は、絶対行かなきゃって思ってきたの」

えっ、わたしも。

不思議な再会ですねって。
時々こうして、私たちも私たちの時間を過ごすのって大事よねって。

会えてよかったわって。

二人で話した。

こんなことも、あるんだ。
ほんと会えてよかったな。

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ブックカバー。

2014年08月02日 12時12分20秒 | 縫ったり編んだり




ぬいぬい。
出来上がり♪
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