本年もよろしくお願いします
私が所持しているアルバムの中から第42弾として、入門される方にお奨めする2枚を選びました。
Supersax Plays Bird / Helen Merrill With Clifford Brown の順です。
タイトル/アーティスト名 /アルバムデータ /ミニレビュー の順です。
1.Supersax Plays Bird / Supersax / 1. ココ 2. ジャスト・フレンズ 3. パーカーズ・ムード 4. ムース・ザ・ムーチェ 5. スター・アイズ 6. ビ・バップ 7. レペティション 8. チュニジアの夜 9. オー・レディ・ビー・グッド
チャーリー・パーカーの不朽の名アドリブを、5人のサックス奏者がそっくりそのままハーモナイズして甦らせる驚異のグループ、スーパーサックス衝撃のデビュー・アルバムにして代表作です。ブラスも加わった華やかなアレンジは、新しいパーカー・サウンドとしても聴き応えがあります。22年ぶりにCD化されたものです。(Capitol)
幻の名盤の一つと言ってもよいと思います。とにかくダイナミックなサウンドですよ。
2.Helen Merrill With Clifford Brown / Helen Merrill (ヘレンメリル) / 1. ドント・エクスプレイン 2. ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ 3. ホワッツ・ニュー 4. 恋に恋して 5. イエスタデイズ 6. ボーン・トゥ・ビー・ブルー 7. スワンダフル
クインシー・ジョーンズが編曲と指揮に関わるアルバムは、いずれも名作・名盤が多いが、本アルバムも例外ではない。ニューヨークのため息とブラウニーの天才が手を組み、ジャズと歌の世界を掘り下げた不朽の名盤。ゴージャスなアンサンブルに包まれ、ヘレンのハスキー・ヴォイスがスタンダード・ナンバーに命を吹き込まれる様子は、聴けば感じられます。天才トランペッターのクリフォード・ブラウンが加わり、ジャズとジャズ・ヴォーカルの最良のステージが再現されます。いずれの曲もペットの間奏が、なお一層哀愁を醸し出しています。〈帰ってくれれば嬉しいわ〉は今も大人気。 (HMV レビューより)