ロックの分野で私がお薦めする第3弾として、レッド・ツェッペリンベンの永遠の詩: 狂熱のライヴ を紹介します。
タイトル/アーティスト名 /アルバムデータ /ミニレビュー の順です。
永遠の詩: 狂熱のライヴ / レッド・ツェッペリン /
ディスク 1
1. Rock And Roll 2. Celebration Day 3. Black Dog 4. Over The Hills* 5. Misty Mountain Hop 6. Since I've Been Loving You 7. No Quarter 8. The Song Remains The Same 9. Rain Song 10. The Ocean
ディスク 2
1. Dazed And Confused 2. Stairway To Heaven 3. Moby Dick 4. Heartbreaker* 5. Whole Lotta Love / Jimmy Page(Guitar), Jimmy Page(Guitar (Electric)), John Bonham(Drums), John Paul Jones(Bass), John Paul Jones(Keyboards), John Paul Jones(Piano), Robert Plant(Vocals), Robert Plant(Harmonica)
バンドの由来は鉛の飛行船(lead zeppelin)と言われているように、デビュー作lead zeppelinのアルバムにもイラストされています。
本アルバムは、1973年の全米ツアー最終の3日間、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで録音されたライヴ音源を元に作られた、映画のサウンドトラックです。
ライヴ音源に手の込んだ後処理がなされており、映像版とは一部曲目が異なっています。
2007年11月、未収録曲6曲を加え、さらにリマスタリングとリミックスを施した「最強盤」として再リリースされているCD盤には、これまで収録されなかった“Black Dog”“Over The Hills”“Misty Mountain Hop”“Since I've Been Loving You”“The Ocean“ “Heartbreaker”の計6曲を今回、初収録!1973年のNYマジソン・スクエア・ガーデンでの伝説のライヴ・パフォーマンスが正式曲順で収録されて今蘇ります。
『永遠の詩』(とわのうた・The Song Remains the Same) は1973年、彼らの第5作アルバム『聖なる館』のA面1曲目に収められて発表されています。
収録の構成の最初は「The Overture」の仮題で、「レイン・ソング」への序曲(インスト曲)として作曲されていたが、プラントの提案によって歌がつけられ、現在の形が完成した。
曲はエレクトリック12弦ギター、エレクトリックギター、エレクトリックベース、ドラムスのアンサンブルによる速いテンポの大規模な序奏に始まり、一旦全休止した後、ゆったりとしたヴォーカルパートとなる。そこから再びテンポアップして、多様な素材の盛り込まれた、高揚感あるアンサンブルが繰り広げられる。
レコードで聴かれるヴォーカルが、従来のプラントの声と際立って異なるソフトでブライトな声質に聴こえるのは、編集段階でわずかにテープスピードが上げられているためです 。「音楽は変ることなく永らえる」という、美しく肯定的な題名は、この後レッド・ツェッペリンのテーマ・フレーズとなった。