現代版徒然草素描

勝手気ままに感じたままを綴ってみましょう。

ゴールデンルール【黄金率】

2009-01-27 08:44:52 | 発想法

78対22の法則(又はクォターの法則)

 かなり昔のことである。教育学部で数学の教師を目指していた友達が、この様なことを言っていた。その後、何回となく本の中で目にしてきた。ユダヤの法則とか、マイシの法則、パトレーの法則とか言っているらしい。宇宙の法則といっている人たちもいるらしい。それらを総合すると、数字も厳密なものではなく20から30ぐらいまでの幅があるらしい。らしい、と表現しているのはファジーな要素を含んでいるからである。

最近、ノーベル賞を4人の科学者が受賞して話題になっている。その中で理論物理学の益川、小林両教授のことが報じられた。6という数字が取りざたされている。クォークの数が6個ということである。

【あくまでも、私の見解である。次の数式から6という数字にはなるが、私は理論物理学をよく知らないし、研究者でもなんでもない。感じ取っていることを何の裏付けの無いまま表現してみようと思っている。付け加えるならペアになっているので奇数ということは起こらないはずだが、・・・・・。

2分の6×5×4×3×2・0.20~0.30=100~110+アルフーになる。2分の部分はペアになっているので割っている。表と裏があるということである。「理論物理学の世界では粒子と反粒子では光となって消えてしまう。」といわれている。0・20~0.30の部分は先の法則の部分であり、100~110+アルファーの部分は原子番号周期律表に載っている原子の数である。

この方式によれば、どうしても、6という数になりそれ以上でも、それ以下でも説明がつかなくなってしまう。当の益川教授もお風呂に入っている時、「洗面器をまたいだときひらめいた。」とエピソードを披露していたではありませんか【中日新聞、参照】ハニカム構造でも想像したのだろうか。発想は実に意外なところからやってくるものであり、すぐ立ち去ってしまうという性格がある。「女心と秋の風」なんてものではない。実に付き合いにくい性格がある。記録しておくと言うことがどうしても必要である。【立体的思考の可能性、参照】

場合によっては、120の元素があることになるのかもしれない。貧しい頭ではいかんともしょうがない事柄である。】(【・・・・・。】の部分に関して、何らかの御教示をいただきたく思います。)

自然界の多くのことが、この法則で成り立っているようだ。その友達も「地球の海の面積と陸地の面積の比率もそのようになっている。」と言っていた。この比率に何らかの意味があるのかもしれない。氷河の海面に沈んでいる部分と表に出ている部分もこの比率になるらしい。こちらは興味があったので学生時代に実験してみたことがある。

同じようなことを心理学者たちも「顕在意識と潜在意識の割合である。」といっていたような気がするし、人間が他人に関心を寄せることも少ない理由に挙げていたような気がする。

経済の分野でも、おおよそ25パーセントの人たちが75パーセントのお金を動かして儲けているようである。貯金したい人と借りて運用したい人たちの比率もおおよそそのようになっているらしい。「裕福な人たちと貧しい人たちの数もこれと同じようなことになっていて残りが中間層ということになる。」といっているグループと人たちがいた。「この比率がゴールデン・ルール(黄金律)だ。」といっている人たちもいるようである。(私はクオーター法則と勝手に命名している。振り幅があるために中間を取ってのことだ。)

長い間、営業の現場に携わってきたが、よく売れている商品の30パーセントくらいが売り上げの70パーセントを構成していることに気がついた。商品にも寄るが、問屋などを経由して小売店に供給している商品の製造原価はこの比率でなければ流通しないといえなくも無い。(近年、通信販売が増えてきているので必ずしもこの比率になっているとは限らないのかも・・・・。)

先の法則が理論物理学までは通用するものではないかもしれないが、生活の中には生きているのかもしれない。興味のある人は研究してみていただきたい。

最近の金融恐慌はこの比率を無視して、新しい証券化商品というビジネスモデルを作ってしまったことによるものだろう。人類は自らの欲望のおもむくままにパンドラの箱の蓋を開けてしまったのかもしれない。

  【参考文献、ユダヤの商法 藤田田著】

  【参考文献、イソップ物語、羊(ロバなのかも知れない。)と狼とライオンの狩の分け前の話】