現代版徒然草素描

勝手気ままに感じたままを綴ってみましょう。

海のペプチドの利用方法

2009-05-07 14:11:22 | 台所実験室の発想

 特養に入所している親父が「熱を出して38度くらいある。」と連絡が来た。連休明けのことである。娘の車で出かけた。肺炎でも起こしてしまったのだろうか。触ってみると熱いが、脈拍はしっかりしている。義理の母と違って心臓は元気である。咳が出ている。病院に入れなければならないだろうけれど、8日にお医者さんが来るらしい。医者の判断を仰ぐことにした。

「通常の食事がままならなくなったので、トロミのある特別食を与えています。」と言われた。もう、92歳であり、施設に入って5年になる。体力が衰えなければ良いが、今年の夏は乗り切れるか心配になってきた。

義理の母にくれようとして取り寄せておいた海のペプチドがあることを思いついた。義理の母には間に合わなかったけれど、・・・・・。(これを溶かして片栗粉か寒天でトロミをつければよいではないか。」アミノ酸がペプチド構造になっているので腸管で吸収の良いものになっている。本当はだしとしてスープにした方がよいけれど親父向きではない。むせてしまったりしたのでは返って逆効果になる。

早速、台所を実験室にして試作にかかる。親父は甘いのが好きだったので甘味料を入れたほうがよいかもしれない。市販のカロリーメートのトロミタイプにはなる。もちろん、カロリーメイトのアミノ酸もペプチド構造にはなっているだろうと予想されるが確認していない。そうかと言って医療用のエンシュア・リキット(登録商標登録済み)もどちらかと言えば水っぽい処方である。

2~3種類は出来たがどの味を好むかわからない。時間があればもっち工夫できるだろうが、今回はここまでとすることにした。