現代版徒然草素描

勝手気ままに感じたままを綴ってみましょう。

My I Help Youの発想

2009-05-17 18:33:15 | 発想法

 「何か手助けできることはありますか。」という態度で臨んできたと思っているがなかなか理解されないのである。自分の田んぼに水を引くことは誰でも出来る。他人の田んぼに水をかけて歩くという行為はそう簡単には出来ないのだろう。「そうか。」といって、いつまでも続けているわけには行かない。

3~4回言って聞いてもらえなければ引きさがることにしている。相手先のプライドを傷つけてまで実行すべきことではない。「水を欲しないものに水を与えることは出来ない。」ミスター・シズルこと、エルマー・ホイラーの教えである。「多くの人と歩調をあわせる。」ということであるがこれも課題が無いわけじゃない。

権利化できそうなことは誰も考えていないから新規性があると認められるのであって多くの人々が知っていることなら公知ということである。一般的な考え方の逆を行くことになる(逆転の発想)。つまりは理解されないということが起きやすい。

言われている意味が解らなければ聞けばよい。「なあ、お前、知らなくてよいことなんかない。」と若い頃忠告してくれた何人かの先輩たちの顔を思い出さずには居られない。

少なくとも自分は若い頃より「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」を肝に銘じてきた。「求めよ、さらば与えられん。」と言う聖書の精神と「解らないことをそのままにしない。」というタルムードの知恵を応用することを決意しただけのことである。

質問するという積極的な学びの姿勢のことである。この姿勢を示さなければ相手の人もどのように対処して良いのかわからなくなってしまうじゃありませんか。関心や興味があるのか、無いのかわからないことになってしまうことになる。

【参考文献、自分を売り込む方 エルマー・ホイラー著 ダイヤモンド社】

【参考文献、ユダヤの発想 イザヤペンダサン著 徳間書店】