今日はウィーン歌曲の作曲家、シュトレッカーの奥さん、エリカ・シュトレッカー夫人に会いに行って来ました。バーデンは今までに何度か行ったことがありますが、夫人が住んでいるあたりは初めて歩く街並みでした。まずはその豪華な家にびっくり。こちらでヴィラと呼ばれる庭付きの家なんですが、ステンドグラスの窓が雰囲気を作っている、すてきな家でした。(すごい豪邸!)インターネットなどで調べると、楽譜屋をしていると書いてあったので、てっきり普通のお店だと思っていたので、ちょっと入るのもこわごわでした。
まずは、楽譜などがおいてある部屋へ案内していただき、ソプラノの声で歌える曲の楽譜(すべてピース楽譜)を見せてもらいました。その間にシュトレッカー氏に関する質問をいくつかさせてもらったり、また彼の仕事部屋(ピアノがある部屋)なども見せてもらいました。実は、シュトレッカー氏の作品を扱う出版社を当時から持っていて、その出版権からなにから全部管理してるのだということが話から想像できました。
いろいろな話の中で、一番ためになりそうなのが、シュトレッカー氏はオペレッタ「メリーウィドー」の作曲家レハールなどとも親しかった(レハールのほうがかなり年上だということですが)らしく、そのレハールから馬車の中で受けた忠告?教え?を一つ教えてもらいました。「もし、他の人が君のことをねたんだら、相手にしないで、さっさと仕事をしてもう1曲作りなさい。そうすれば、君はその人たちをもっと怒らすことが出来るだろう。」という内容。ちょっと訳がへんですが、つまりへんな野次中傷には相手にせず、自分の仕事をすれば、差もつくし、自分の為にもなるってことでしょうか。きっと、若くして有名になりつつある頃に言われたんでしょうね。
もう一つは、「預言者はお国で育たず。」(直訳するとこうなった)格言。なぜかウィーン歌曲は外国の歌手には良く歌われているんだけど、ウィーンでは、はやっていない。これは、例えばゲーテ研究が日本人が一番だといわれたり、反対に日本の研究を海外の人のほうがよくやっていたりするようなことと似ていますね。なので「日本人がウィーン歌曲を歌うことについてどう思いますか?」という質問にも「日本人はまじめにきちんとされる国民なので、正しく伝えてくれると思って、よろこんでいます。」とのこと。ご自分もそう若くないので、自分がいなくなった後もご主人であるシュトレッカー氏の音楽を後世に伝えていく為に団体を作り、コンクール開催を初め、活動をしていくように整えているところだそうです。
シュトレッカー氏の作品の中で私はまだ一番有名な「ロバウにて」という曲しか知らないのですが、「ロバウにてが一番有名ですが、でも一番本人が好きだったの何ですか?」という質問には、「答えるのが難しいわね。全部大事な子どもだから。でも作品番号は1番ではないけれど、最初のウィーン歌曲というのがあるので、それは彼にとってとても大切な曲だったと思う。」と。もちろんその曲も楽譜買いました。
もちろん楽譜屋さんなので、ピースは1部4.5ユーロ。17部買って、ちょっとまけてもらって75ユーロ。それにお勧めCD1枚だけ買って、しめてまた90ユーロ。今日は覚悟していたので青くはなりませんでしたが、帰りにワインは2本しか買えないなぁと思いながら、ヴィラを後にしました。
その後、街の中に出て、ツーリストインフォメーションで「お昼の食べれるホイリゲ教えて!」と言って教えてもらった店、全滅。(全部誤情報で15時~開店だった)仕方がないので、魚マークのノルトゼーで昼の定食を食べ、気も新たに「ヴィノテーク(街のワインの博物館・ご飯はないけど、試飲ができる)」へ行ってみた。が~んここも昼休みか!15時半まで休憩。時計は12時半。3時間も待てないとあきらめてウィーンに帰ってきました。
朝のテレビの星占いは、「ふたご座最低」だったので、いったい何があるんだろうと笑顔のやけくそ状態で待っていたのですが、「ワイン飲めねぇ」ということだったんですね。
まずは、楽譜などがおいてある部屋へ案内していただき、ソプラノの声で歌える曲の楽譜(すべてピース楽譜)を見せてもらいました。その間にシュトレッカー氏に関する質問をいくつかさせてもらったり、また彼の仕事部屋(ピアノがある部屋)なども見せてもらいました。実は、シュトレッカー氏の作品を扱う出版社を当時から持っていて、その出版権からなにから全部管理してるのだということが話から想像できました。
いろいろな話の中で、一番ためになりそうなのが、シュトレッカー氏はオペレッタ「メリーウィドー」の作曲家レハールなどとも親しかった(レハールのほうがかなり年上だということですが)らしく、そのレハールから馬車の中で受けた忠告?教え?を一つ教えてもらいました。「もし、他の人が君のことをねたんだら、相手にしないで、さっさと仕事をしてもう1曲作りなさい。そうすれば、君はその人たちをもっと怒らすことが出来るだろう。」という内容。ちょっと訳がへんですが、つまりへんな野次中傷には相手にせず、自分の仕事をすれば、差もつくし、自分の為にもなるってことでしょうか。きっと、若くして有名になりつつある頃に言われたんでしょうね。
もう一つは、「預言者はお国で育たず。」(直訳するとこうなった)格言。なぜかウィーン歌曲は外国の歌手には良く歌われているんだけど、ウィーンでは、はやっていない。これは、例えばゲーテ研究が日本人が一番だといわれたり、反対に日本の研究を海外の人のほうがよくやっていたりするようなことと似ていますね。なので「日本人がウィーン歌曲を歌うことについてどう思いますか?」という質問にも「日本人はまじめにきちんとされる国民なので、正しく伝えてくれると思って、よろこんでいます。」とのこと。ご自分もそう若くないので、自分がいなくなった後もご主人であるシュトレッカー氏の音楽を後世に伝えていく為に団体を作り、コンクール開催を初め、活動をしていくように整えているところだそうです。
シュトレッカー氏の作品の中で私はまだ一番有名な「ロバウにて」という曲しか知らないのですが、「ロバウにてが一番有名ですが、でも一番本人が好きだったの何ですか?」という質問には、「答えるのが難しいわね。全部大事な子どもだから。でも作品番号は1番ではないけれど、最初のウィーン歌曲というのがあるので、それは彼にとってとても大切な曲だったと思う。」と。もちろんその曲も楽譜買いました。
もちろん楽譜屋さんなので、ピースは1部4.5ユーロ。17部買って、ちょっとまけてもらって75ユーロ。それにお勧めCD1枚だけ買って、しめてまた90ユーロ。今日は覚悟していたので青くはなりませんでしたが、帰りにワインは2本しか買えないなぁと思いながら、ヴィラを後にしました。
その後、街の中に出て、ツーリストインフォメーションで「お昼の食べれるホイリゲ教えて!」と言って教えてもらった店、全滅。(全部誤情報で15時~開店だった)仕方がないので、魚マークのノルトゼーで昼の定食を食べ、気も新たに「ヴィノテーク(街のワインの博物館・ご飯はないけど、試飲ができる)」へ行ってみた。が~んここも昼休みか!15時半まで休憩。時計は12時半。3時間も待てないとあきらめてウィーンに帰ってきました。
朝のテレビの星占いは、「ふたご座最低」だったので、いったい何があるんだろうと笑顔のやけくそ状態で待っていたのですが、「ワイン飲めねぇ」ということだったんですね。