Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

フォルクスオパー「トゥーランドット」16.3.2008

2008年03月17日 06時13分15秒 | Weblog
フォルクスオパーでめずらしくオペラをするので、観てきました。見てびっくり、「北京の民よ」とか言ってるんですけど、出ている人、全員昆虫でした。中国人怒らないのか?と思ったくらい。目で見る分にはきれいなんだけど、どこか違和感があふれる舞台で、これがいいのか悪いのか私にはよくわかりません。いつものフォルクスにしてはオペラなので歌手のレベルも高かったのですが、とにかく目に見えてくるのは、カマキリ・カミキリムシ・蝶々・とんぼ・アリらしきもの・蛾の幼虫?などなど。触覚やお腹が光ったり、電飾飾りがついていたり、頭が電球になっていたり、ステンレスの鎌を持っていたり、きれいだけど気持ち悪いすごい世界でした。

カラフ(テノールの役)を歌った人が、2幕の終わりで声をからしていたので、(このままいくと、3幕のアリアはしんどいぞ)と思っていたら、案の定最後の高音が伸びずに、すぐ終わってしまいました。誰もが知っている曲だけに、他がよくてもちょっとなさけなかったです。残念。聞いている私でさえ、そんなに2幕でガナったら、後でしんどいよと思っていたのに、なんであんなにがんばってしまったのか?よくある計算の出来ないテノール歌手だったんですね。きっと。

このオペラには「ピン・パン・ポン」という3人の男性が出てきます。ひっくり返すとどこかで聞いたような名前ですが…彼らも洋服のそでが扇子だったりして、今回衣裳にはかなり凝ったようです。

RegieRenaud Doucet
AusstattungAndré Barbe
LichtdesignGuy Simard
BühnenbildassistenzKerstin Bennier

Musikalische LeitungAlfred Eschwé
TurandotHe-Ion Seo
LiùMelba Ramos
Erste HofdameElisabeth Musger
Zweite HofdameKatharina Ikonomu
AltoumPeter Minich
TimurSorin Coliban
CalafRoy Cornelius Smith
MandarinEinar Th. Gudmundsson
Ping, KanzlerEnrico Marrucci
Pang, MarschallKarl-Michael Ebner
Pong, KüchenmeisterAdrian Cave
コメント
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