Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

とんでもないブログの前に

2007年12月07日 06時31分02秒 | Weblog
今日うまちゃんが帰国しました。20日間のオーストリア滞在。予定のフランスにはいけませんでしたが、ブタペスト・トカイ・ザルツブルグとウィーンを満喫して帰っていただけたのではないかと思います。

途中、オーストリアの天気が悪く、またカフェでゆったり出来ないと感じたうまちゃんはあまりウィーンを楽しんでいなさそうでしたが、帰国前には「もう一度来たい」と言ってくれていたので、ほっとしていました。

日本出発前「あなたの胃に寂しい思いはさせないわ」と言ってくれていたうまちゃん。みごとにいろいろな食事に付き合ってくれました。そして20日間に合計150種類ものワインをはじめ、アルコール飲料を飲んで帰ることになるとはまさか思っていなかったことでしょう。

日本から私の頼んだ味噌・醤油ほかたくさんのものが入ったリュックサックより、帰りの方が重いってどういうこと!?それだけお土産をたくさん買ったということです。それも重たいものばかり。これには恐れ入りました。

さて、お互い明日からダイエットです。日本でお疲れでませんように。
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赤ワインガラ「ファルスタッフ」5.12.2007

2007年12月07日 06時21分54秒 | Weblog
5日はとても忙しい一日でした。うまちゃんウィーン滞在最終日、私たちは朝9時半から3人の日本語学科の生徒さんを招待し、私の点てたお茶席で楽しんでもらいました。お菓子はミニどら焼きとお干菓子です。朝から来てもらっているのにお茶だけでは気がすまない私たちは、ご飯を炊き、前日から白菜やナスを塩につけ漬物にして、おにぎり講習会も開いてしまいました。女の子はおにぎりを、かなり上手に作っていましたけど、男の子はなかなか…みなさん初めて作るそうで、手が米粒だらけになっていました。

その後、二人で走って行ったのがグランドホテルの赤ワイン試飲会。これは「ファルスタッフ」という名の会なのですが、オーストリア産のベスト50のワイン屋が自慢のワインを試飲させる会なのです。今年はその中でも2005年産のベストワインを選ぶという趣旨でした。ただ残念なのは、2005年は赤ワインはダメなのです。どれを飲んでもピンと来ない。一緒に出してある2004年や2003年、2006年はいいものが多いのに、2005年産はあかん。この前のおっちゃんと、うまちゃんと3人で、どこのがおいしいか、どれを最後に飲むのかなどなど話をしながら合計70種。2回飲んだのもあるので、80を超えるワインを試飲していました。もちろん味だけ見て吐き出しているものもあるんですが、それでも家に帰り着いたときには立てない状態で、うまちゃんだけ引き続きフォルクスオーパーにバレエを観にいってもらいました。(なんてタフなうまちゃん!)

何度も書きますが、オーストリアはワイン国なんです。ウィーンの近くは白、ブルゲンランド州(ハンガリー近く)に行くと赤ワインが美味しい。シュタイヤーマルク州(中央)には私の好きな変わったワインシルヒャーというルビーないしオレンジのワインが取れる。そしてそのどれも日本人の口に合う味だと思うんですけど、なにしろ売り方が下手だし、自分たちが1年楽しめればいいと思っているので商売っ気がない。←これについては次のブログで詳細に。

なんとか日本にオーストリアのいい物をいれてほしいと思っていても、わけのわからんワインと、モーツァルトチョコレートで終わってしまっているのが現状。だれもしないなら私がするわと、今日立ち上がってしまいました。←これも後のブログで詳細に。

で、話は戻って「ファルスタッフ」。赤ワインは味の見分けがまだよくわからないまでも、「ここがおいしい」「これはだめ」といろいろ文句いいながら回っていました。なんか美味しくないなぁと思ったらすべて「シラー」という種類。私の嫌いなフランスのロワール産ワインに似ている。

そしていろいろな種類のブドウを混ぜるキュベー(クベーとも聞こえる)よりは、同じブドウ100%のほうが好きだったりする。ピノノワールは匂いはいいけど、味は好みでなく、どちらかといえばブラウフレンキッシュとか、ツヴァイゲルトという種類のブドウが好き。

そんなこんなをお店の人に話をして、「でも素人なんです。」って言ってたら「シラーがまじっていると味から判断できたら素人じゃないわよ」と言ってもらえたり、例のおじさんにも「ワインの学校へ行け!」と言われるし、このまま進路を変えてしまいそうになりました。

昨日は昼の12時から飲んでいたのですが、この会は今大人気なのか、3時を過ぎる頃にはぎゅうぎゅうで、ワインを注いでもらうのにも一苦労でした。来年の2006年はよさそうだから、また来たいなぁ…と思いながらの帰宅でした。

実はワインのあと、「美味しいシラーを飲んでみてからまずいといいなさい。」とおじさんにワイン屋に連れて行かれ、シラーはオーストラリア(カンガルーがいる国ね)がいいからと飲ませてもらいました。これはまだいける口でした。シラーは嫌わずに、もう少し飲んでみたいと思います。

この後のブログもそうなんですが、私ウィーンでなにやってるんでしょう?
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国立歌劇場「トスカ」4.12.2007

2007年12月05日 08時19分47秒 | Weblog
国立歌劇場のトスカは人気出し物の一つですが、それ以上に今日はホセクーラが見たくてたくさんの人が来ていました。日本ではかなり人気なんですよね?聞いたことがないのでよくわかりませんが、実際聞いてみて人気なのが理解できました。色気のある深い声に、声量と圧力、でもやわらかい表現も得意。言うことなしです。最初ちょっとだけのどの奥にこもる感じが気になりましたが、2幕からはそれもなくなりとってもいいカヴァラドッシでした。

そして「トスカ姫」も今日はすばらしく、特にこの人の声がトスカにぴったりという声でした。表現もよく、ドラマ性もあり、久しぶりに音程とかではなくドラマを見て楽しかったと思う国立歌劇場になりました。よかった。

その後、さばくさんのお勧め「オンブラ」に行き、赤ワインと生ハムなどのカナッペなどを食べました。完全にバーですな。女性二人ががつがつ食べるのは似合わなかった・・・でも美味しかったです!(今度は男の人と行きたい)

もちろんその後、となりでアイスクリームを食べたのは自然ななりゆきで…。

指揮Paolo Carignani
トスカAmarilli Nizza
カヴァラドッシJose Cura
スカルピアMarco Vratogna
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オーストリアの旧友

2007年12月04日 22時59分18秒 | Weblog
ユタという名の友達です。今はオーストリアの南ケルンテン州に住んでいますが、昔日本語学科の生徒でした。私たちはウィーンの日本食のレストランでお互いバイトの身で、彼女が着物を着てお運び、私はクロークに座っていました。まだウィーンに来たばかりの(なのに働いていました)私に、「お茶飲みますか?」と一日に何度も声をかけてくれ、そこからの付き合いです。私もいいおばさんになったけど、彼女もかなりおばさんの域に入ってきたなぁと今日は4年ぶりにあってしみじみ。

彼女ももう2人の母。そして働く女性。主にマーケティングと貿易を扱うバリバリの仕事人。そんな彼女が昨日急に「明日ウィーンに日帰りで行くから」と連絡をくれ、1時間だけですがお茶してきました。

この人は久しぶりにあっても(お互いの数年間の生活を説明することなく)話がいきなりそこからスタートできる数少ない友人の一人なんですが、今回はおいしいオーストリア産のチョコレートを、どうやって日本に持ち込むか?で盛り上がりました。そこは貿易専門。いろいろアドバイスをもらいましたが、さて本当にこの話進むのか?でもなんとかして「はにゅうす」を読んでいるみなさんに食べてもらいたい!と思うくらい美味しいチョコレートです。特にワイン好きにはたまりません。

あとはユタの家の近くで演奏会ができないか?1月にもう一度ゆっくり話をしようということになりました。このへんもすぐ盛り上がるので面白い。昔はお互い盛り上がってもその場の盛り上がりで終わってたんですが、この年なので実行力がついてきているので、何事においても実現できる可能性が前より高い気がします。

昔、あんなに日本語が上手で、ぺらぺらだった彼女が「もう日本語はだめ~。はに~は相変わらずドイツ語いけるじゃん」とドイツ語でいいながらため息をついてくれる。お世辞だとわかっていても、ちょっとうれしかったりする一瞬です。
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再びグリンツィング

2007年12月04日 07時26分42秒 | Weblog
写真はシェーンブルン宮殿のクリスマス市。シンプルですがきれいです。

今日は山にも登らず、いきなりグリンツィングへ飲みに行ってしまいました。お店はマーティンセップ(昔合唱団の皆さんと宴会をした店でもあり、先週ガチョウを食べた店でもあります)。

ここはやっぱり料理は美味しいです。今日はお昼7.9ユーロのビュッフェ形式。ホイリゲに普通にある肉料理やオーブン料理、スープ、サラダ、などなどが取り放題です。美味しいのでついつい食べてしまいます。食事は安いけど、飲みすぎて、結局一人20ユーロになってしまいましたが。

一緒に行ったのはうまちゃんとよしこちゃん。日本とオーストリアの違いに花が咲き、お酒も手伝って大声で笑ってしまうこと数度。昼から酔っ払った日本人観光客って恥ずかしい?それさえ忘れてるくらいよくしゃべって笑ってました。

なんでそんなにおかしかったか?だって、日本語やドイツ語の間違いを言い合ってたからです。例えば私は「辛いスープ」の代わりに「眠いスープ」を注文したり、こっちの単語で「ホモ」と「蒸し暑い」が似ているので良く間違えたり、またまた「輸入」という単語と「男性機能障害」を間違えてえらい目にあったり…いろいろなんですが、よしこちゃんから出た話の中で一番の傑作は「自分の子どもも含めて、日本語学科の子なども、”ち”と”さ”を良く間違える」ということなんです。日本の子もありますよね。鏡文字になったり、上下逆さになったり。

それで一番のヒットは、こちらに住む、とある日本人の子どもが小学生低学年の時に、「こいぬのおさんぽ」という本を音読していた時に、なぜか「こいぬのお○んぽ」になっていたとか。音読って大きな声で読むのですから、そりゃそれを聞いていた親はひっくりかえります。「そんな題名ではないと思うけど~?」「だってこいぬのお○ちんぽって書いてあるよ。」ととんちんかんな会話が続くそう。思いっきり笑いました。日本人なら自分で音読した段階で意味がわかるので自分で間違ったこともわかるのでしょうが、その低学年の子どもは、その日本語単語の意味を知らない。なので平気な顔して読み上げてしまう。

ある人が日本語学科の人に「今日はお招きいただきありがとう。」とレストランで食事前に言われた。招いてない。食事をおごっただけだ。つまり「招待した」という単語と「おごった」がこっちでは一緒なのだ。「ご馳走になりありがとう」って言いたかったのだとすぐにわかったけど。

そんな失敗を数経験して、みんな大きくなっていく?そして私も気づいていないけどもっといろいろ間違ってしゃべっているような…この間も「パリでの若者の暴走が」と言ったつもりが「パリでの若者のネクタイが」と言っていた。すぐに気がついて直してもらったけど、恥ずかしかった。だって似てるんです!
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恐るべし日本語学科の学生

2007年12月03日 16時56分46秒 | Weblog
先日日本語学科の学生が農業をしながら日本で暮らしたと書きましたが、それ以外にもいろいろあるので、忘れないうちに書いておきます。

まず、みなさんお茶が大好き。お抹茶も大好きなので茶碗と茶せんを持っている子が多い。(お茶を点てられるかどうかは別にして)そして、コーヒーを飲まないので、我が家でも「お茶ください」となってしまう。

また炊飯器を日本から買ってきたとか、味噌を買ってきたとかは普通で、味噌汁を作ったけど美味しくなかった原因は、「ダシの元」が入っていなかったからだといっていた。

あんこが好き。大福・人形焼・どら焼きなど、あんこが入っていればもうなんでも美味しい。

そして究極は納豆菌を持っている!!日本から納豆菌を持ち帰り(そんなことしていいのか?)こっちの大豆をつかって納豆を自家栽培している子がいる。
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ベルヴェデーレとMV「ウィーンシンフォニカー」2.11.2007

2007年12月03日 09時08分12秒 | Weblog
今日は、朝からうまちゃんとベルヴェデーレ宮殿へ行ってきました。私はシェーンブルンはあまり好きではないのですが、ベルヴェデーレ宮殿は好きな建物の一つで、中でも今日の様にすっきり青空で晴れてくれた日は本当に建物とのコントラストがきれいで、見ているだけで満足です。ここにもクリスマス市が出ていて、子どもが電車に乗って遊んでいました。


実は昨日今日とあったかいんですよ!10度ある。手袋いらない。青空を眺めながら「この次晴れる日はいつだろう…」「3月までないかも」「これだけ暖かくなるのいつだろう?」「やっぱり3月までないかも」とすごく不安になりました。

景色の向こうにカーレンベルクが見えます。つまりここから、そこまでがウィーンというわけ。一応オーストリアの首都です。


さて、この宮殿の上宮は、みなさんもご存知のクリムトやエゴンシーレなどの絵画が展示されているのですが、下級は内容が毎回変わるそうで、今回は「ウィーンとパリ」と名づけられた絵画展になっていました。パリにはいけなかったけど、オルセーなどからゴッホやゴーギャン、ルノワール、モネ、マネなどなど今まで一度も見ていない作品がわんさかきていました。そして、どの絵も同じ手法を使ったウィーンやオーストリアの作家の絵と並べて展示してあり、おもしろい見させ方だなぁと思いました。そのもう一つ隣に「佐伯祐三」とか並べて見たかった!

この二つの美術館をざっと見て回るだけでも3時間以上かかってしまいました。なのでお昼ご飯は3時前。私はディグラスでメニューを食べ、うまちゃんはウィーン名物「ターフェルシュピッツ」(子牛を野菜などと煮込んだもので、こっちのリンゴのワサビで食べる)を頼みました。どちらもボリュームたっぷり、でも美味しかったです。

夜はウィーンシンフォニカーの演奏会をムジークフェラインで。今日の指揮者もファッビオ・ルイジでした。今日のは私がどうしても行きたかった演奏会で、R・シュトラウスの「4つの最後の歌」が演奏されるので、うまちゃんにつきあったもらった形です。最初の曲がまったくの現代曲でLigeti(1923-2006)という人の「ロンターノ」大きなオーケストラのために、とあります。聞かないでください。わかりません。「今何の楽器が、どんな音を出しているか?」テストのような曲でした。すみません。

「4つの最後の歌」はカナダ人のAdrianne Pieczonka(ピエチョンカ)で、意外とよかったです。彼女の歌より、オケの方が音楽が若い感じの印象があり、もう少し歌にあわせてあげればいいのになぁと思ったくらい。それにしてもこの4曲の為だけに数日間ベストに持ってくるのはたいへんだろうなぁとつくづく思います。体力がすごくいる曲なのに、ぜ~ぜ~していては歌えない。すごく大きな曲なんです。だからといって大雑把に作ってもだめ。繊細さが必要。ああたいへん。これをいつかオーケストラで歌えれば、はに~は本望です。

休憩後は、シューマンの交響曲第3番「ライン」。大きなオーケストラで、大きなつくりで、飽きないおもしろい曲でした。初めて聞いたのですが、(誰かに、あの時一緒に聞いたでしょ!って言われそうで怖い)眠くならない工夫が各所にあります。そういう意味でお勧めです。

その後、エスターハージーケラーへ行って、うまちゃんにぜひ甘い「リビセルワイン」を飲んでもらおうと思ったのですが、もう取り扱ってないといわれた。今年8月に舞ちゃんは飲んでるぞ!何で今ないのだ?めっちゃ残念。私はこのケラーお気に入りだったのですが、今日はビュッフェのおばさんも不親切だったし、ワイン係りのお姉さんもワインメニューひとつくれない。その上好きなワインもない。客の半分はなぜかビールを飲んでいる。後で入り口にはってあるメニューを見てもワインの種類が極端に減っている。「レストランが荒れた」って言い方理解してもらえるでしょうか?お客が頼むならなんでも。面倒な商品ははぶく。そんな感じです。リビセルワインがないならなにも目新しくないので、もう行かないと思います。作曲家ハイドンが仕えていたエスターハージー家のおかかえワイン蔵なのに、残念です。
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フォルクスオパー「魔笛」1.12.2007

2007年12月02日 09時13分05秒 | Weblog
その前に、今日うまちゃんは一人で私のタンデム相手クリスチャンとデートしてきたのですが、(この前はソニアと)日本語学科の彼らの日本語の練習にもなるし、私は寝坊できるし、うまちゃんにしても現地人との交流はおもしろいかなと思ってセッティングしましたが、なかなか楽しい時間のようでした。

途中から私が合流して、通じなかった文章はないか?など確認するのですが、グラーベンを「堀り割り」と訳してきたので、そこだけはまったく通じていないようでしたが、他は大丈夫だったそうです。グラーベンとはある道の名前なのですが、穴を掘るとか、お墓の意味もあります。古くはローマ時代に堀の前に穴を掘ったのが始まりらしいのですが、ペストが流行った時にたくさんの遺体を埋めた場所でもあります。これらを説明する一言が「堀り割り」でした。そりゃわからんわ。

彼の行きつけだという日本のお店でお昼を食べました。「茶の間」という名前の小さなお店で、アジアショップと日本屋の間に出来ていました。日本茶とおにぎり、大福や人形焼をだす店です。私は煎茶とおにぎり2個を頼みましたが、6ユーロ少し。お茶とおにぎりに2個で1,000円は痛い。

オーストリアはサンタクロースは来ないらしく、かわりに12月6日にニコラウスがいい子にはお菓子などを持ってきてくれるとか。反対に悪い子には赤い(なまはげみたいな)鬼がお菓子を持ってくる。「グランポス」って聞こえるんだけど詳細は不明。

夜はフォルクスで「魔笛」。前回と役者が変われば内容も違う。そして演出も若干変化がありました。それに対応している歌手もすごいと思いますし、完成しているしていないの問題ではなく、手入れができる舞台って好きです。

また、今日12月1日は世界エイズデーらしく、開演前に支配人からその説明と、休憩時間の寄付のお願いをしていました。そして休憩時間には3人の侍女役や合唱の人らが客席で呼びかけていました。次すぐに出番なのにすごいなぁと思いました。

その後、カフェ・ワイマールで念願「モアイムヘムトMohr im Hemd」を食べました。チョコケーキに生クリームそしてチョコソースのケーキです。見るからに「黒人の白シャツ」という感じのケーキ。「震えの来る甘さ」「頭の先から足の先まで甘い」そしてオーストリアでは「耳から出るくらい甘い」どれもが当てはまるくらい甘かった!

指揮Ernst Märzendorfer
夜の女王Ekaterina Lekhina
パミーナJessica Muirhead
ダーメ1Elisabeth Flechl
ダーメ2Sulie Girardi
ダーメ3Andrea Bönig
パパゲーナJohanna Arrouas
ザラストロLars Woldt
タミーノMatthias Klink
パパゲーノDaniel Schmutzhard
モノスタトスChristian Drescher
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ウィーン大学日本語学科ホイリゲ親睦会30.11.2007

2007年12月01日 07時55分14秒 | Weblog
写真は「第3の男」で出てくるプラター遊園地の観覧車。

今日はウィーン大学の日本語学科の先生、生徒さん、そして私たちのような日本人ボランティアのみなさんで、ホイリゲで飲み会となりました。

日本と違うのは(実際驚いた)みなさん自由な時間に来て、誰の挨拶もなく、適当に好きなテーブルに座り、好きな時間に適当に帰っていくスタイル。本当に何も、何もなかったんです。40人から来てましたけど、隣のテーブルの人が同じ飲み会のメンバーだなんて、いったい誰がわかるんでしょうか?幹事は先生でしたけど、先に子ども連れて帰られました。私思わず「自由解散ですか?」って聞いてしまいました。不思議です。

これが日本なら、時間厳守。挨拶あるまで飲めない。座席表あり。乾杯。ゲーム。中締め。などなど2時間きっちりスケジュールが決まっているというもの。そしてそのスケジュールが滞りなく進むことが当たり前で、イレギュラーは許されない?
またスムーズに会が進む為に幹事さんがいて、幹事さんは1次会ではまず飲めない。または無理やり飲むけど酔えない。そして最後までいる。ところ変わればですね。


写真は今日はじめて話をしたコニー(写真左)と、私のタンデム相手のソニア(金髪の人のほう)。3人で日本人特有のピースサインでにっこり。なんとコニーは今年の春から5ヶ月間、九州を初め各地で農業をしていたそう。(短時間農業をすることで宿や食事が得られるシステムがあるらしい)とってもじょうずな日本語を話していました。

ソニアからはちょっと早いけど、クリスマスプレゼントとして本とクッキーをもらいました。本は読んで感想言わないといけないなぁ…つまり読めということか…とすでにストレスたまってます。だって話すのは簡単だけど、読むのはとっても苦手なので。クッキーは大好き大歓迎。

6時半から話し始めて、気がつけば11時前。あわてて帰宅したのですが、その時も他の誰にも挨拶せず、この二人に挨拶だけして店を出ました。なのでいつものあの歌は歌えませんでした。ああ、オーストリアよ。
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