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新しい生活を始めるにあたって、いろいろなところに、いろいろなものを注文しています。
大きなものは買わないでおこうと(捨てる時面倒だとわかったので)思っていますが、
それでも布団や、鍋、フライパンなど、そして食品は塩、コショウに始まって、ほぼすべてを調達しなければならないので、とにかくあちらこちらに注文しまくっています。
特に、とあるネットで180点 合計6万円分注文しました。
売り場で商品を私に代わって探す人や、配達する人には、すごい量なのでお気の毒です。
他にも電化製品や、なにやらいろいろ買いました。
こんなに一度に注文したのは初めてです。
到着後の消毒と管理が大変です・・・
イタリア人の性格ってわかりますよね?アメリカに住んでる人ってどうでしょうか?
いろいろな国がコロナの影響を受けています。
そして、私たちが見るのは「医療崩壊してます。もう限界!」海外からの悲痛な叫び声。
そこで少し考えてみました。
日本人のお医者や看護師さんが「Oh ~No~もう無理~!!! 限界! いやぁああああ!!!」って
SNSやユーチューブで叫ぶかしら?
きっと日本のほとんどのお医者さんは「すでに限界に達しています」と冷静に、真面目に、
画面に向かって淡々とお話になることでしょう。それが日本人という感じがします。
でも、テレビをよく見れば、エクモを扱える先生がいなくて、栃木から名古屋へお医者が走ったとか、
本来使い捨ての防護服が無くて1週間着まわしているとか、マスク1日1枚とか、ありえないことが起きています。
あるお医者様は「すでに人工呼吸器を誰にほどこすか選択しなければならない」と言っています。
すごく冷静に、落ち着いている日本のお医者さまはすごいけど、
叫んでいないから=医療崩壊起きていないと思っている人いませんか?
先ほど、吉村さんと松井さんのツートップが「家にある新品(さら)の雨がっぱ寄付してください」って本気で訴えていました。
お医者さん用です。
これを医療崩壊って言わないで、何て言う?
雨がっぱ着て診療しているお医者がいたら、「あそこはおかしな病院だから行かない方がいい」と噂になるはず。
そんな状態が起きているのです。
さぁ、家にいましょう!
自分一人だけでも感染しないようにしましょう!
私たちの生活を守ってくれる人を守りましょう!
え~おうちが決まりそうです。いや、決まりました。
どこか? ひ・み・つ です。落ち着いたら、家から見える景色を写真にとって掲載しましょう!今週中に移動します。来週には落ち着くと思います。その間、引越しなどでブログが少し間が空く可能性があります。
引越ししても「家から出ない」が基本です。
「家から出ない」イコール「世界を救う」なのです。
「家から出ない」イコール「また会いたいから、今は会わない」なのです。
どうぞみなさん、しっかり家にいましょう。
どうしても家に居られないお仕事がある人は、充分注意してお仕事へいってください。そういう「絶対に行かねばならない人」が8割に減らせない分、私たちは10割を目指しましょう。(私は実質98%くらい減っています)そして家にいることで、社会を守ることをやっていきましょう。長丁場になると思います。5月6日に解除なんてありません。
3月10日にロックダウンしたオーストリアが、やっと昨日あたりで感染者が100人程度までに減ってきました。ロックダウンした日は、たったの140件程度でした。オーストリア全土での人口は東京と同じくらいか、少ないくらいです。日本や東京に非常事態宣言が出た日、東京だけで、すでに合計500名の感染者を数えていました。この500名から、2週間は確実に増えます。大阪や他の街も同じです。それはオーストリアもそうでした。140件だったものが、2週間のうちに、一日に1000件を数えるところまで行きました。そしてその後、停滞期が続き、3週間目をすぎてやっと数字が減り出して、今週になってやっと100名/日になってきました。
すべてをロックダウンしての結果です。
「8割おじさん」という北海道大学の西浦先生曰く、8割で減るのです。7割だともっと長くなります。6割や5割では減らないのです。オーストリアにも、仕事へ行く人がいました。その人達は8割なんてできません。だから他の人は完全に家にいました。子どもは一切見ませんでした。昨日のテレビで放送していた、潮干狩りに行くなんてもってのほかです。
日本には、まだこのウィルスのやっかいな特徴を理解していない人が多いです。
3週間前の自分の行動をベッドの上で後悔しないように、くれぐれも注意していきたいと思います。引っ越しで電車にのらねばなりませんし、引っ越し後、たくさんの宅配物を受け取るときにも注意ですね。最大限の注意をしても、感染する時はします。その時に、医療や物流がちゃんと機能していてもらわないといけないのです。
子どもが退屈だから、私が退屈だからは理由になりません。退屈なら家でマスクを縫ってください。退屈なら家の掃除をしてください。今はそういう時なのだと理解し、知恵を出して生活し、生き延びる人達が、次の社会を作っていくのだと思います。
実は今日は銀行、スーパー、コンビニでの引越しに伴う保険代金の振り込みなど、マスク1枚で済むように出かけました。イトーヨーカドーは、レジ前に足マークがついています。1メートルだったので、後ろのおじさんが近かったので、手で下がってもらうようにお願いしました。
銀行では、2メートル開けて待っていたら、気が付かずに間に入った方が、「どうぞ」と前に詰めるように言ってきたので、「いえ、間をあけているだけです」と言ったら、私の後ろに間をあけて並ばれました。
スーパーのレジはナイロンカーテンで覆われていましたし、レジの方は手袋をしていました。それは、私たちを守るためではなく、レジの方を守るためです。そうしないと、レジの方が一人でも感染すれば、そのスーパーは締めざるを得ないのです。そうならないように、私たちも協力していきましょう。買い物は週に1回、最大2回、一人ですませましょう。
どこかに書いてありました。スーパーに行ってもいい。でも子供を連れていくのは、二人で行くのは「不要不急」ですと。そのあたりも真剣に考えたいですね。
長くなりましたが、ヨーロッパで上手く行っているオーストリアを見て、イタリアもテレビで見て、今のアメリカも見て、その上で日本を見て思うことです。2週間後の東京が、4週間後のその他の都市が心配です。
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みなさんいろいろ気をつけていらっしゃいます。では、次のようなことは?
■唐揚げを袋に入れた店員がお金も触った➡オーブンで再加熱
■「ねえねえ写真きれいでしょう?見て!」➡目の前にいてもスマホに送って自分のスマホで見てもらう
■コーヒーのテイクアウト。何人の人の手を渡っているでしょうか?
➡飲む前にカップはアルコールティッシュで消毒➡カップを持った手は飲んだらすぐ洗う。顔を触らない。
■郵便受けに入っているビニール包装のカタログ➡中身に触れずに封を開けて取り出す➡ビニールはすぐに処分して手を洗う(ゴミ箱を手でさわって開けないように)
■「その塩取って」➡自分で取る
■セルフレストラン「コーヒーもらってきてあげる」➡自分の分は自分で取りに行く
■子どもとスーパー➡どこにさわるかわかりません➡症状のないまま家族内クラスターの恐れあり
➡買い物はできるだけ一人で。会社帰りにすませましょう。
日本の感染例を見ていると、目の前で飛沫飛んできて感染、同じ物を触って感染がほとんどだと思います。ソーシャルディスタンスもまだまだ十分でない日本ですが、気が付かないこんなところにも感染の危険は潜んでいるように思います。
特に現金やコインを介して感染しているように思います。病院の待合室のソファなどにもお気をつけください。
手で顔をさわらない!
これがすべてです。
今家を探していますが「デジタル内覧」お願いしたらやってもらえます。家探し以外にも、もしかしたら「デジタル〇〇」してもらえるところは増えているはず。オンライン診療も始まりますね。ダメ元で「いかずにデジタル〇〇できませんか?」と打診するのも一つの方法です。
ご家族がいらっしゃる方は、感染のリスクが大変高いと思います。
■帰宅したら玄関で服をぬぎ、そのまま洗濯機と風呂へ直行!
卓球のアイちゃんもやっているそうです。ぜひどうぞ。
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本日のお昼を持ちまして、無事に体調の変化もなく、隔離期間が終了いたしました。
途中で厚生省とか電話来るのかなと思っていましたが、何もありませんでした。
隔離期間中は、一歩も外出せず、荷物などが来た時は消毒するなどの気を使っていました。
また、昨晩、今後についていろいろ話をした中でも、
「数日間は体調に気をつけましょう」
「数日間は他の人との濃厚接触もさけましょう」と確認しました。
そして、隔離が終わった記念に、いつものケーキ屋さんにケーキを買いに行ってきました。
不要不急?いいえ重要です!でも、いつもとは違います。
①ケーキ屋さんに「なんでもいいので、こういう事情だから」と説明して本日の13時に取りにうかがうので箱に詰めておいてくださいとメールする。
②ケーキを取りに行くのは私一人。複数で行かない。
③店には入らず、受け取りはお店の外で行う。
④受け取って現金のやり取りはせず、あとで銀行から振り込む。
⑤帰宅時の門扉やドアなど、他の方が触るものはアルコールシートで消毒する。
そこまでしてケーキ食べたいんか!と言われそうですが、はい食べたかったんです。
おかげで美味しい隔離解散パーティになりました。
一人は先ほど息子さんが迎えに来て車で帰宅しました。
私はまだ家が決まらず、現在懸命に探しているところです。
もうしばらくここにお世話になります。
写真は今日のケーキ。3人分です。
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夜はカレーとウィーンでおこもり用に買っておいたのに使えなかったクノールスープ。
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夜ご飯は、他人丼。
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隔離生活がスタートして1週間がたちました。やっと折り返し地点です。たくさんの方からご心配のメールや電話をいただいていますが、現在のところ体調は悪くありませんし、味覚や嗅覚障害も出ておりません。ご安心ください。
さて、実は大変ショックなことが起きました。私の知人が、私の知らないところで、いわれのない非難を受けました。少し長文になりますが、最後までお読みいただければ幸いです。
この3月から、ウィーン歌曲のさらなる勉強をするために演奏旅行と半年間の留学を計画していました。今回のコロナウィルスについては、いち早く情報を集め、1月末にはこのブログで周りの方に注意喚起もしておりました。その時から現在に至るまで感染予防には細心の注意を払っています。例えば、プリンの容器や牛乳パックなど『購入したものはすべて洗ってから』『外袋から中身を出して』収納していました。『生ものは口にしない』『オープンスペースで販売しているコロッケやパンは火を入れてから食べる』『外食はしない』『人との距離は開ける』『マスクは必須』『帰宅後の手洗い&洗顔』などです。この冬は買い物にもずっと手袋をしていました。
なぜそうやっていたかというと、出発前は日本の感染者数がヨーロッパよりも圧倒的に多かったからです。『オーストリアへウィルスを持ち込んではいけない』と思っていました。しかし到着後数日にして旅行者に国外退去命令が出ました。私たちはそれに従って予定を変更して帰国しました。そして検疫で指示された通り、誰にも接触せず、一歩も家から出ない状態で、現在14日間の隔離生活を粛々と行っています。
『日本からウィルスを持ち込んではいけない』という思いと同じく『日本にウィルスを持ち帰ってはいけない』とさらに意識を強く持っていました。当然、羽田空港でも細心の注意を払い帰宅しました。
現在はネットスーパーに頼らざるをえないので、『配達時は2メートル下がってもらう』『サインは自前のボールペン』『箱や商品はもちろん洗うorアルコール消毒』『ドアノブもアルコールで消毒』です。これを3か月にわたってずっと継続しています。
オーストリアは小さい国です。ロックダウン時の感染者数が多かったわけではなく、非常に早く思い切った政策に踏み切りました。日本ではイタリアなどの深刻な状況のみが取り立てて報道されていますが、そのイタリアでさえ、場所によっては全く状況が違います。ヨーロッパのすべてが同じ状況ではないのです。この迅速な措置により、私たちは残念ながら一度もコンサートやオペラにも行けず、オーストリアの友人には一人も会えず、ただアパート近くのスーパーに数日に一度、気をつけながら買い物へ行くのみの滞在となりました。
ところが最近、私の知り合いが、私と関係があるということだけで中傷されたという連絡を受けました。大変ショックでした。私の濃厚接触者は一緒に隔離期間中の同行2名のみです。ですから今回の帰国で、私の知り合いや、関係者が非難されるなんていうことは、あってはならないはずです。私の知り合いというだけで「あなたも感染しているんじゃないですか?」等々、聞いてくる人がいるなんて想像もしていませんでした。
直接接触していない人物に対しての非難中傷や、SNS上で見られるような関係者のつるし上げをしている場合ではないのです。自分が安心したいため、自分だけは違う場所にいると確認するための差別があってはならないと、強く思います。
世界中がコロナウィルスに翻弄されている今だからこそ『理解して』『助け合い』『協力する』必要があるのだと思います。
今日は写真がありません。お腹空いていました。
さて、隔離8日目。
朝食はバゲットにスープの残り。コーヒーとリンゴジュース。
昼食はキャベツと豚のお好み焼き。卵もあり。ソースがないので、マヨとめんつゆで。
晩ごはんは、ご飯、ナスとキャベツの味噌汁、ニンジンのきんぴら、イワシの生姜煮の缶詰を3等分、納豆、海苔。
いい感じで一日終わりました。
ご飯のことばかり書いていますが、それ以外は、ウォーキングと、家探し、ニュースのチェック、まだまだドイツ語の作文が続いています。キャンセルしてもらいたくても、できない、連絡が取れていないものもあって、返金してもらえるかどうかで苦戦しています。
ウォーキングは、「365歩のマーチ」で元気に、「大きな古時計」でゆったりをくり返し、昼に500歩、夜に500歩を歩きました。ゆっくりの方がつらいです。そしてだんだんハモリが良くなってきました。
明日ちょっと強い文章掲載しますが、折り返しが終わって、熱もありませんし、味覚も嗅覚も正常です。そして、一歩も出ていませんので、ご心配おかけしていますが、今のところご安心を。