抜歯への道 Ⅱ

 

さて、抜歯の方法です。こういうの苦手な方は読まないでくださいね。

歯科医院からの紹介状の宛名は『口腔外科』となっていました。
歯を抜くってのは『外科』なんですね。
まあ、普通の歯科医院でも歯を抜くことは出来るのですが・・・。

私の親不知は全然見えてません。
すっぽりと入ったままです。
出てくると虫歯になりやすかったりして抜く人が多いようです。

私の親不知君、前方に向って生えてます。
左の下の親不知以外は悪さはしていないようなので保存します。

さて、この出てきていない親不知君の抜歯方法です。

まずは歯茎をメスで歯の大きさに合わせて切るそうです。
（すべて事前のお話しなので『～そうです』と書きます。
実際、当日は麻酔がかかっちゃうから寝てる間に終わってしまうので
何をやったか本人は知らないわけで・・・）

そうすると、顎の骨が出てくるそうです。
（骨の下に親不知君がいます）
その骨をまたまた歯の大きさに合わせて切るそうです。

顎の骨を切ると親不知君が登場するそうです。

親不知君はいっぺんに抜けないそうです。
なので、まず上の部分をガンガン砕くそうです。(怖っ)

一番大きな部分を砕き終わったら根っこもろとも引っこ抜くそうです。

引っこ抜くまでおよそ４０分くらい。
何事もなく抜ければ４０分で終わるそうです。

そして、その時一緒に左上の奥歯も抜歯します。
この歯、すでにグラグラ状態・・・。
原因は・・・歯槽膿漏だそうです・・・。
この歯をこのままにしておくと鼻のほうの空間に膿がたまり
いわゆる『蓄膿症』になるそうです。
『蓄膿症』は鼻からなるのと奥歯からなるのがあるそうです。
知らなかった・・・。

それを予防する為にさっさと「抜きましょう」ということです。

この歯、グラグラの為、抜歯時間、およそ５分。
状態が悪ければ、「スポ～ン」てな感じに抜けちゃうそうです。(悲しい・・・)

麻酔をかけてから麻酔が覚めるまでの時間は１時間半くらい。

私　「抜いた後って痛いんですよね？」
先生　「痛いですよ～」
私　「薬ってもらえるんですよね」
先生　「もちろん出します。薬が切れて次の薬が効いてくるまでの時間、
結構痛いですよ～」（とっても笑顔で言ってくれた）

はあ～、痛いのは嫌いだけどしょうがない・・・。

そうそう、待合で待っている間にとっても顔が腫れてしまって
その上、顎部分が内出血して黒っぽくなってしまった患者さんがいました。
その患者さんの担当の先生が
「あ～、腫れちゃった上に内出血ひどいね～。
でも、大丈夫！そのうち治るから～。」

なんか、ものすごく明るく笑顔で話している先生が不思議だった・・・。
だって、患者からしたら「先生、大変です」って感じだったし。

まあ、重っくるしい感じはない病院だから少しは救われるか・・・。

３１日、寝ている間に何事もなく完了していることを祈ります。（大げさ？）


今日の空。
メガネを新調したので空にもかけてもらいました！



少しは和むよ。