今日は、第二次世界大戦の開戦記念日です。
日本がすべて悪いという風には考えていませんが、日本がハワイの真珠湾を攻撃したのをきっかけに、戦争が世界中に広がったのは確かです。
当時私は小学3年生でした。
その後、戦争は勝つためにあり、日本は絶対に当たり前に勝ち続けると教育の場で洗脳され続けました。そして我慢を強要され続けました。
大本営(軍の最高機関)発表というのがあって、いつも勝っているという報道があり、そのたびに国民は小旗を持って隊列を作り、歓喜の行進をしていました。
10年にも感じた3年8か月の間、食べるものも着るものも、極限まで無いという状態を強いられながら、人々は砂糖などは贅沢だとして口に入らず、米さえもなくなりお粥や重湯に化けて、国民総栄養失調の有様でした。
衣類はほころびを当たり前に繕い、穴が開いたらそこに別の布を当てて縫い合わせ、更に縫い重ねてそこがどんどん厚くなってふくらむ、という具合に説明しても、今は理解する人などなく、残り少ない超高齢者が消えゆく記憶のなかで、「戦争は絶対にダメ!」とつぶやき続けるのです。