寒いと心まで寒くなりそうです。

寒い日が続いています。ほんとに寒い！

この寒さは今後ますます過激になりそうな気配で、抵抗力のなくなった夫の体が心配です。


今日は夫のケアマネージャーの方が来訪されましたが、この寒さのなか夫の急変に備えてのアドバイスをいただきました。

定期的に（一か月に一回）我が家に来ていただいてお話を伺うのは、ほんとに心強い限りです。

彼が寝込んだ時のこと、車いすを借りる方法、自宅でお風呂に入れてもらうことなど、今後ともオロオロしなくて済みそうなので、ほっと一息！という感じです。

こんな高齢になるまで、介護に関わるとは予想していなかったので、先が見え難く、何より精神的な負担にどこまで耐えられるか、寒い季節のなかにいると、不意に心細く、寂しい気持ちになります。


さぁ、元気を出そう！！

若い男性に、髪を短く可愛らしく切ってもらったのが嬉しくて！

昨日は夫の定期検診のため病院行きでした。

予約なのに長いこと待って、診察が終わるとやがてお昼です。午前中は病院で過ごすことになります。

病院の中はエネルギーが低いので、付き添っているだけで相当疲れます。これが毎月です。

帰って昼食を済ませたら昼寝をしないと、体が保ちません。



今日は私の美容院行きです。ちょっと間があいたので、セミロングに髪がのびています。お店の息子さんが私の担当です。

「好きに切って！」「いいんですか？」と彼は嬉しそうに、「可愛らしいのがいいですか？個性的なのがいいですか？」と聞いてきます。個性的に、と言おうとして何故か「可愛らしく！」と言ってしまいました。


写真はアップしませんが、可愛らしく仕上がりましたよ。今までの私の雰囲気とは違うけど、若く見えるのはやっぱり楽しい！！

今朝の我が家の風景！

今朝の忙しいこと！

夫がリビングとの間の襖を開けて、目で私を探しています。「おはよう！」「グーテンモルゲン！」「グッドモーニング！」

朝の挨拶は、いつも国際的なのです。日よって国が違いますが。

急いで朝食の準備をして夫の分を並べると、急いで急いで！！　


町内の一斉清掃の日で、３か所の公園の後処理をするのです。

５分くらい遅れて我が家と地続きの公園にいって、ごみ入れとそれを運ぶのを行います。すでに業者が草を刈ったり、樹を切り倒したりした後の片づけです。季節がら落ち葉が多く乾いていて、いつもより簡単に早く済みました。



掃除がすんで家に帰ると、夫が自分では歯磨きをしないので、テーブルの上に洗面器とコップ、歯ブラシ、歯磨きのチューブを置いて、彼がトイレから出てきて歯磨きを終えるまで監督です。

それから彼のデイケア行きのバッグと、バッグの横には靴ベラと杖を置き、履いていく靴を向こう向きに並べ替えて、玄関のカギを開けたら準備OK!


そしてやっと、私の朝食です。

しばらくは、ぼーっとしてしまいます。健康で呆けてなくてよかった！？

私には、能動的に体を動かしている方が性に合ってるみたいです。

いよいよ本格的な冬です。

いま夫が起きてきました。「トイレ？」と聞くと、「行っトイレ、と言って！」と催促します。「行っトイレ」「はい」おかしな朝一番の会話です。

トイレから出てきて、また一寝入りなのか、着かえて起きて来るのか分かりません。今日のデイケアはお休みです。トンチンカンの一日が始まります。


起きてきたようです。

　


夫が在宅の日は気持ちが弾まないので、計画が立てられず何となく日を過ごすことになってしまいます。


認知症の彼が、食事の後や自分の用をしてもらった時は、最大限のお礼を言葉にだして私に手を合わせたりしますが、ある時には突然大声を出して私を困らせます。大方は意味不明です。感情の起伏が激しさを増してきたように思います。


というわけで、今日は傾いていたスカイロケットの樹を、植木屋さんに直してもらっただけで終わりそうです。

椅子に腰掛けたり、籐椅子に寝そべったりする時間が多い日は、すごく疲れます。血行が悪くなっているのですね。体がいうことを聞いてくれません。時々思い出して体操はしているのですが・・・。

　

高齢を生きるためには、貯めてきた知恵をかき集めなければ・・。

菜園の虫食いの葉を切り離し、枯れた花たちを摘み衰えてきた草を引き抜いて、今日の作業は終わり。

少しずつの作業を続けていれば苦になりません。



明日はレッスンなので少しばかりの部屋の模様替えをして、掃除もしなければ。


自分の来春のライブの曲の選定にもかかろうかな？


手紙を書かないとならない人たちの顔も、ずらりと並びます。


あんなに捗っていた物事が、なかなか手につき難くなりました。



高齢とともに、少しばかりの信頼できる仲間と、自分の健康を保ち、「ごめんなさい」、「ありがとう」が言えたら今後の人生はそれでよし！

そう己れに言い聞かせて、いい加減に生きることを決めたものの、諸々の衰えを感じるのはやはり寂しいし、悲しい。


高齢さえも今の私の個性！　と思ってはみるのだけれど・・。