ただの碁好きな麺や親父の雑記

麺や食堂爺のひねもすのたりのたりかな

郷士と一領具足

2018-04-09 21:28:39 | 歴史

高知城です。
山内一豊が初代藩主。
家康から高知に移封された山内一豊は初代藩主とし旧長宗我部氏時代の政策を尊重を掲げつつ、実際は旧長宗我部氏の家臣に対する激しい差別と、
弾圧を行います。
本来掛川藩主時代の家臣と上方主に大阪近辺から新規召し抱えの有能な者達を上士と呼び、
旧長宗我部氏の家臣を下士、郷士として差別した。
これは幕末で階層間の軋轢を生むなどになる。
特に土佐藩の差別的な階層の紛争は凄まじいものでした。
旧長宗我部の家臣は長宗我部国親が、考案した、一領具足を率いて四国統一したが関ヶ原の戦いで改易された。
その後山内一豊が新領主として君臨するも、
旧長宗我部時代に訓練された、一領具足の抵抗にあったが、
山内一豊はこれを鎮圧した。