ただの碁好きな麺や親父の雑記

麺や食堂爺のひねもすのたりのたりかな

コーヒー茶漬け

2018-04-04 09:35:01 | らーめん
麺や食堂が創業したのが、喫茶店として始めた昭和30年屋号が喫茶ブラジルでした。
今の厚木中央図書館の一階の場所で始めました。
メニューはコーヒーと、ココア、紅茶、お汁粉、ソフトクリーム、あんみつ、ホットケーキ、お雑煮、安倍川餅、トースト、等々いろいろな物を売ってました。
当時、厚木町が厚木市になった年で人口が確か
4万人ぐらいでした。
前にも書きましたけど、ようやく戦後の大変な時から立ち直ってきつつある時で、コーヒーを飲んでくれる人が少なかったですね。
あの苦い、ややすっぱい、なんとも言えない飲み物が世間に認知 されるのは、東京オリンピックあたりからでしょうね。
その頃はあちこちに喫茶店ができていました。
美人喫茶とか、音楽喫茶とか、軽食喫茶、
純喫茶とかね。
私は10才ぐらいから毎日コーヒーを飲んでいましたから、自然と大好き❤になり現在まで、
コーヒー愛飲歴60年ですね。
好きでコーヒー茶漬けまで食べます。
あまり美味しくないけどコーヒーが飲みながらご飯が食べれるから、自分ながらいいアイデアだと思ったけどね

池波正太郎の京都

2018-04-02 10:18:21 | 歴史
池波正太郎の小説の中にどっぷり浸かってます。
池波正太郎の小説をまた全巻読み直して、
素晴らしさを満喫している所です。
食卓の情景という本の中で書いてますが
「私が書いている時代小説というものは、
言うまでもなく何百年前の昔に生きていた人びとを描くわけだから、平安、鎌倉の時代はもとより、戦国の頃から江戸時代に及ぶ日本の文化風俗を、及ばずながらもさぐり採るために、京都という町は欠くべからざるものなのだ。
江戸はもういけない。滅びたのは、形のあるもののみではない。東京では古い「人の心」も、
滅びてしまったのである。」
池波正太郎の小説を読んでいると、
本当にその物語の中に入り込んでまう錯覚を起こす。特に剣客商売は大好き❤なので、
何回読んでも新鮮で感銘を受けるのです。
とりわけ秋山親子のやりとりが、私が20才の時に読んで、40才の時に読んで、60才の時読んだ感じが違う。読み人の年齢によって小説を読んだ時の感じ方が違っていることを感じることが素晴らしいですね。