怒り・不安をなくすセロトニン活性で「心のバネ」を強くする | |
有田秀穂 | |
ぱる出版 |
セロトニン研究とセロトニン呼吸の第一人者、有田秀穂氏の著書「怒り・不安をなくすセロトニン活性で『心のバネ』を強くする」より抜粋します。
<転載はじめ>
●セロトニンが起こす5つのこと
心の安定や「ハピネス(幸福感)」に深く関わるセロトニン。この脳内物質が、活性化されたとき、私たちの体には、どのようなことが起こっているのでしょうか。
これについてまとめると、次の5つのことがわかっています。
1. 心の領域に働きかけ、「平常心を作る」
セロトニンは、ノルアドレナリンやドーパミンを抑制する回路に働き、舞い上がったり落ち込んだりするような、気分の浮き沈みをコントロールすることができます。
2. 大脳に働きかけ、覚醒の状態を調整され、「α波」が出る
α波が出ている脳は、過緊張でもなく眠ってもいない、ニュートラルな状態です。α波は集中、瞑想、リラックスすると出て、心や体に良い影響を与える脳波として、注目を浴びたこともあります。
3.自律神経の副交感神経優位の状態から、交感神経優位の状態にシフトする
セロトニンは朝起きると活動が始まり、自律神経の調節をスタンバイ状態にして、体と頭を目覚めさせ、血圧や代謝を上げます。低血圧、低体温で悩んでいる女性がセロトニンを活性化させると、自律神経のシフトがうまくいくようになり、症状が改善されます。
4.痛みを調節する
セロトニンには、脳に伝達させる感覚を抑制する作用があります。ケガなどの外科的原因がないのに痛みを感じるような、いわゆる不定愁訴の痛みは、セロトニン神経が弱って、うまくコントロールできていない状態です。
5.インナーマッスルが働き、姿勢がよくなる
インナーマッスルは、首、背骨、腰の周りにある筋肉で、姿勢筋、抗重力筋とも呼ばれています。セロトニンが活性化すると、インナーマッスルが緊張し、よく働く状態になり、そのため姿勢が良くなります。
心の安定や「ハピネス(幸福感)」に深く関わるセロトニン。この脳内物質が、活性化されたとき、私たちの体には、どのようなことが起こっているのでしょうか。
これについてまとめると、次の5つのことがわかっています。
1. 心の領域に働きかけ、「平常心を作る」
セロトニンは、ノルアドレナリンやドーパミンを抑制する回路に働き、舞い上がったり落ち込んだりするような、気分の浮き沈みをコントロールすることができます。
2. 大脳に働きかけ、覚醒の状態を調整され、「α波」が出る
α波が出ている脳は、過緊張でもなく眠ってもいない、ニュートラルな状態です。α波は集中、瞑想、リラックスすると出て、心や体に良い影響を与える脳波として、注目を浴びたこともあります。
3.自律神経の副交感神経優位の状態から、交感神経優位の状態にシフトする
セロトニンは朝起きると活動が始まり、自律神経の調節をスタンバイ状態にして、体と頭を目覚めさせ、血圧や代謝を上げます。低血圧、低体温で悩んでいる女性がセロトニンを活性化させると、自律神経のシフトがうまくいくようになり、症状が改善されます。
4.痛みを調節する
セロトニンには、脳に伝達させる感覚を抑制する作用があります。ケガなどの外科的原因がないのに痛みを感じるような、いわゆる不定愁訴の痛みは、セロトニン神経が弱って、うまくコントロールできていない状態です。
5.インナーマッスルが働き、姿勢がよくなる
インナーマッスルは、首、背骨、腰の周りにある筋肉で、姿勢筋、抗重力筋とも呼ばれています。セロトニンが活性化すると、インナーマッスルが緊張し、よく働く状態になり、そのため姿勢が良くなります。
<転載了>