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皆さんこんにちは!日曜日も診療している皮膚科 橋本クリニックの院長の橋本です。
2020年現在様々な薬が発売され、ケミカルピーリングは補助的な治療法と位置づけられています。
当院でもニキビの治療は内服、外用を中心に行い、ケミカルピーリングは行ってお「ません。
そのためケミカルピーリングを希望されて受診いただいてもご期待に添えませんのでご了承ください。
ニキビは食事指導でかなり改善するようになりました。ニキビでお困りでしたから橋本クリニックを受診してみてください。
今日はケミカルピーリングについてです。
ケミカルピーリングとは『化学作用により皮膚を薄く剥がして、光老化を起こした皮膚を若返らせる手技』と定義されています。実際には表皮の最上層を薬で溶かして、治癒する過程で皮膚を正常化させるようです。ある報告によると、ピーリングの薬剤によっては皮膚癌が抑制できるということもあるようですが、当院ではニキビに対して行う薬剤を選択している(比較的浅い部分のみ皮膚を溶かします)ため、他の効果(シミ取り、ニキビ痕等)は期待できないと思います。
以下はかつてケミカルピーリングを行っていた時点での記事です。
具体的な手順について写真を交えながら書いていこうと思います。
当院での料金は
平日初回3500円、二回目以後3000円
土日一律4000円です。
まずはじめに洗顔していただき、ベッドに横になってもらいます。
ピーリング液が横に流れるのを防ぐために、タオルで顔の周囲を覆います。
滅菌してあるハケで、ピーリング液を外用します。
1回目はグリコール酸10%、問題なければ2回目以後に徐々に濃度を上げていきます。濃度が濃くなるとそれだけ刺激感が増すため、慎重に濃度を決めていきます。
グリコール酸の反応をとめるために、炭酸水素ナトリウムの溶液をスプレーします。グリコール酸が残っていると泡が出るため、グリコール酸の残存が目に見えてわかります。もしスプレーが終わってもピリピリするところがあれば、おっしゃってください。再度スプレーしてグリコール酸が残存していないか確認いたします。
スプレーが終了したら、洗顔してもらいます。その後は顔が火照る感じがありますので、氷水で冷やしたタオルで顔を冷やして終了です。
皮膚の角質層が薄くなっており日焼けしやすくなるため、必ず日焼け止めを塗っていただいてお帰りいただきます。
※2020年1月現在、橋本クリニックではケミカルピーリングは行っておりません。ご了承ください。
治療案内
順次追加していきます
ニキビ(尋常性ざそう)治療
イボ(尋常性疣贅)の治療について
脂漏性皮膚炎について
手掌・足底の多汗について
男性型脱毛症(AGA)の治療について
飛び火(伝染性膿痂疹)について
水いぼ(伝染性軟属腫)について
コラム『ステロイドについて』