低温熱傷（低温やけど）にご注意ください。

皆さんこんにちは！土曜日、日曜日も終日診療している皮膚科　橋本クリニックの院長の橋本です。
年末は12/29まで診療します。

急に寒くなってきました。
暖房器具を使う機会も増えるかと思います。
寒くなるにつれ、熱傷（やけど）での来院が増えています。

中でも注意が必要なのが湯たんぽでの低温熱傷（低温やけど）です。
あったかいので重宝するのですが、このそれほど熱くないのにやけどしてしまうというのが厄介なところです。
この低温熱傷、じわりじわりと皮膚を障害するため、比較的深い部位まで焼けてしまいます。
場合によっては皮下脂肪まで障害されてしまいます。（一晩そのまま寝てしまうと多くは皮下脂肪までの熱傷となります・・・。）
範囲の広さによっては手術をすることになりますので、ご注意ください。

湯たんぽを使用されるのであれば、できるだけ厚くタオルにくるんで使用することをお勧めします。

昨日・今日と寒くなるようなので皆さんご注意ください。
これからもよろしくお願いいたします。