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アトピー性皮膚炎の汗の対処法 ~広島県呉市の皮膚科・橋本クリニック~

2012年07月02日 14時39分52秒 | 疾患について

広島県呉市の皮膚科(皮ふ科)橋本クリニック橋本です。
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たまにはクリニックのブログらしくアトピー性皮膚炎のお話を。
アトピー性皮膚炎は一種のアレルギー性疾患で、主にダニ・ホコリ・自分自身の汗に対してアレルギー反応を起こします。
現在の気密性の高い家屋ではダニ・ホコリを完全に避けることは難しいので、普通に掃除をしておられれば特にこれといった対策は必要ありません。
汗のアレルギーを表すのが、汗のかきやすい部分である肘の内側や膝の裏側、頚部に症状が出ることです。
肘の内側や膝の裏側、頚部に症状が激しい方は汗の対処をするようにされると、症状が改善するかもしれません。

さて本題の汗の対処法です。
一番の対処法は汗をかいたらすぐに水で洗い流すことです。
といっても、腕ならともかく首や足はすぐに洗い流すことができないですよね。
そこで二番目の対処法として、濡れたタオルで拭き取ることです。
メリットがいくつかあります。
一つ目は汗をしっかりぬぐい取れることです。 
二つ目は汗の代わりに水分で体を冷やしてくれるため、次の汗が出にくくなることです。 

汗に対するアレルギーがあっても、正常な皮膚であれば皮膚のバリア機能のおかげで通常アレルギー反応は起きませんが、かき傷や湿疹があるとバリア機能が破綻していますのでアレルギー反応を起こしてしまいます。アトピー性皮膚炎で汗をかいた後に痒くなりやすい方は、 かき傷や湿疹のある部位だけでも濡れたタオルで拭き取るようにしてみてください。

どうしても濡れたタオルで拭き取るのが難しければ、放置するよりは乾いたタオルで拭き取るようにしてください。 

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