鹿の子の雑学日記

マイガーデン&家庭菜園&ドライブ&旅行等の出来事。

五は命の平等を語る

2011年05月08日 | Weblog
木・火・土・金・水の自然の要素を五行と云い、
この五行と陰陽の循環によって、
万物が生成流転するというのが、
中国古代の思想の基本です。

このことを示すのが、
二(天地)と×(交)を組み合わせた「五」です。

[人は五行の秀気なり]と中国古典にあります。

だからこそ、
自然と人とは深く結びついていて、
人心が乱れれば、
自然もまた乱れると考えます。

真言宗でも、
五は大切な数字です。

地・水・火・風・空の「五大」を宇宙や自然界の構成要素と考えます。

五輪塔も卒塔婆も、
この五大を象っています。

この世界を表象する五大の塔は、
大日如来様を象徴します。

人の命も、
他のあらゆる生命も、
大日如来様の「大いなる生命」の中の一つ一つの姿ですから、
すべては等しく尊い生命なのです。

(智山御宝暦より)

五月 皐月(さつき)の行事

五月三日 憲法記念日
五月四日 みどりの日
五月五日 こどもの日
五月六日 立夏(りっか)
     旧暦四月の正節で、
     新暦五月五日か六日頃です
     夏の気が立ち始めるという気持ちを表しています。
五月二十一日
     小満(しょうまん)
     旧暦四月の中気で、
     新暦五月二十一日頃です。
     陽気が天地に満ちてくる頃です。

今日は何の日
     母の日
     三隣亡
     八せん終わり
     三碧、先負、みづのとゐ、昴、やぶる