Justice! 社会正義の実現!所得充実政策!ワクチンより検査を積極的に推奨! / 薬剤師・元参議院議員・消防団
ひらがな5文字の「はたともこ」ブログ
新石垣空港問題 12月16日
新石垣空港建設予算が、来年度予算に平然と組み込まれようとしていることは、この国の危機としか言いようがないと、私は思っている。これまでも何度も主張してきたが、八重山の海は、本当に素晴らしい。とりわけ珊瑚礁の周りは、御伽の国にでもやってきたような、夢のような世界が広がっているのである。潜った者にしかわからないから、高齢者の多い国会議員の大半は、残念ながらこの問題に注目しない。むしろ、空港建設景気を見込む地元沖縄県の利権行政に口をはさむことを、遠慮している感さえする。
鹿児島県選出の川内博史衆議院議員のもとへは、白保の珊瑚礁を守りぬくため、新石垣空港建設がいかに珊瑚礁をはじめ希少生物の生態系に悪影響を及ぼすかを訴える有志の方々の要請が、相次いでいるときいている。川内代議士が提出した質問主意書に対する政府の答弁書によると、環境省は少なからず環境破壊への危機感を抱いているようだが、国土交通省は、環境影響評価の結果や、カラ岳上空の乱気流問題については、空港建設が沖縄県の事業であることを理由に責任逃れをしようとしている。NASAの乱気流評価階級によると、離着陸時には強度保証範囲をはずれるため、B737-400機は、重量制限が必要になるのだ。輸送量を減らすしかないではないか。これでは本末転倒だ。
結局、国土交通省にしても、新石垣空港建設による生態系の破壊を認識していないわけではないのだ。しかし、地元の利権に水をさす行為をためらい、環境破壊は百も承知で物言わぬ存在と化してしまっているのである。こうなったら、ここ一番は、心有る国会議員が狭い国土である我が国の自然を守りぬくために、一肌脱がなければならないはずだ。
質問主意書の答弁書によると、環境省は、白保の海の西表国立公園への編入と世界自然遺産への登録については、前向きに考えているようだ。川内代議士も佐藤謙一郎ネクスト環境大臣らとともに、世界遺産登録を実現できるよう取り組んでいくと表明されている。
先の新防衛大綱によると、対北朝鮮はもとより中国有事も想定した在沖縄陸自の強化が示されていた。また、アメリカがみなす「不安定の弧」に隣接する八重山海域の空港を、よもや軍事利用を想定して計画しているなどということは、間違ってもあるまい・・・私の杞憂にすぎない!?石垣島に隣接する宮古島には、下地空港という3,000m滑走路を有する立派な空港が存在する。下地空港にB747やB777などのジャンボジェットを就航させて、八重山への旅客量を増やすことを考えることのほうが、よほど賢い選択だ。勿論私は、下地空港への米軍基地移設には大反対だ。
このまま国会が、新石垣空港建設による環境破壊を見過ごすことになっては、国民利益の創出どころか、人類にとっての不利益を、国会が推進することとなる。現在の新石垣空港建設計画と世界遺産への登録は、完全に矛盾する。未来への投資の道を選択すべき立場にある国会議員ならば、今からでも遅くはない。沖縄県が公表した環境影響評価にあらためて目を通し、再度、環境への影響への予測と評価を実行し、本当にこのまま建設すべきか否かを、再考すべきだ。
鹿児島県選出の川内博史衆議院議員のもとへは、白保の珊瑚礁を守りぬくため、新石垣空港建設がいかに珊瑚礁をはじめ希少生物の生態系に悪影響を及ぼすかを訴える有志の方々の要請が、相次いでいるときいている。川内代議士が提出した質問主意書に対する政府の答弁書によると、環境省は少なからず環境破壊への危機感を抱いているようだが、国土交通省は、環境影響評価の結果や、カラ岳上空の乱気流問題については、空港建設が沖縄県の事業であることを理由に責任逃れをしようとしている。NASAの乱気流評価階級によると、離着陸時には強度保証範囲をはずれるため、B737-400機は、重量制限が必要になるのだ。輸送量を減らすしかないではないか。これでは本末転倒だ。
結局、国土交通省にしても、新石垣空港建設による生態系の破壊を認識していないわけではないのだ。しかし、地元の利権に水をさす行為をためらい、環境破壊は百も承知で物言わぬ存在と化してしまっているのである。こうなったら、ここ一番は、心有る国会議員が狭い国土である我が国の自然を守りぬくために、一肌脱がなければならないはずだ。
質問主意書の答弁書によると、環境省は、白保の海の西表国立公園への編入と世界自然遺産への登録については、前向きに考えているようだ。川内代議士も佐藤謙一郎ネクスト環境大臣らとともに、世界遺産登録を実現できるよう取り組んでいくと表明されている。
先の新防衛大綱によると、対北朝鮮はもとより中国有事も想定した在沖縄陸自の強化が示されていた。また、アメリカがみなす「不安定の弧」に隣接する八重山海域の空港を、よもや軍事利用を想定して計画しているなどということは、間違ってもあるまい・・・私の杞憂にすぎない!?石垣島に隣接する宮古島には、下地空港という3,000m滑走路を有する立派な空港が存在する。下地空港にB747やB777などのジャンボジェットを就航させて、八重山への旅客量を増やすことを考えることのほうが、よほど賢い選択だ。勿論私は、下地空港への米軍基地移設には大反対だ。
このまま国会が、新石垣空港建設による環境破壊を見過ごすことになっては、国民利益の創出どころか、人類にとっての不利益を、国会が推進することとなる。現在の新石垣空港建設計画と世界遺産への登録は、完全に矛盾する。未来への投資の道を選択すべき立場にある国会議員ならば、今からでも遅くはない。沖縄県が公表した環境影響評価にあらためて目を通し、再度、環境への影響への予測と評価を実行し、本当にこのまま建設すべきか否かを、再考すべきだ。
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