構内はずれの11番線だったかに留め置かれていた列車です。
色こそ塗り替えられているけど、JR西日本から譲渡された24系です。日本では活躍の場が極端に少なくなってしまいましたが、当地では優等列車に投入されています。現にチェンマイ行きのサボが取り付けられていました。
ドアが開けっ放しなので入ってみました。もっとも子供も遊んでいたけどね。B寝台というのがイイネ。
B寝台は日本時代とそのままになっていました。カーテンやシートモケットこそ換えられていました。従来のタイ国鉄の寝台車より居住性はかなりいいですね。ここにも食堂車から食堂がケータリングしてくれるんでしょうね。日本時代より豊かな汽車旅ができそうです。
個室A寝台もありました。かつて〈あさかぜ〉で使われていたものです。こちらはモケットがビニールレザーに換えれています。なんだか蒸れそう。AV装置は間違いなく使えないでしょう。洗面台は大丈夫だろうけど。ちなみに運賃はチェンマイまで1953バーツだろうです。日本円で5,300円ほどですが、先ほどのB寝台なら下段で881バーツ、2,400円ほどと倍以上の開きがあります。
どっちがいいかは旅する人の気持ちですね。