思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

三池港→島原外港 やまさ海運 三池島原ライン しまばら丸乗船記

2024-05-26 06:44:36 | 2024年の旅行記(国内旅行)
大牟田駅から乗った西鉄バスは乗客4人で途中停留所は通過で三池港直行、8分で運ばれました。運転手は連絡券の場合は見せてください、間違って運賃箱に入れないようにと案内。私は交通系ICで。



バス停には係が待機してて番号札を渡される。この番号で全員乗り終えたかを確認しているみたい。



乗船する船は小型の双胴船で「しまばら丸」出航時間を過ぎているのですぐに乗るように促されます。もともとバスとの接続ダイヤをわざとタイトに組んでいる感じで、もし乗客が多かったら確実に遅れます。せめてあと5分は余裕持たせた方がいいのにとは思う。



乗船券は券売機で購入ですが窓口でも可能です。ほかに買うものがあったので…。乗船時に切符と番号札が回収されます。



乗客はバスから乗り継いだほかに1人増えて5人で確定。2分遅れの11時32分に三池港を出航。小型船なので潮をかぶるけどあまり洗っていないのか汚くて景色は見えない。そして空調あるけど効きが悪くて暑いな。ほかの乗客は私より年上ばっかり、爺さんは横になって寝ている。



なので後方の甲板に移動、ここなら景色がくっきり見られます。たまに潮をかぶるけど…。





島原三池ラインは普賢岳噴火後の1997年に島原鉄道が島鉄高速旅客船として5往復で運航開始、噴火で落ち込んだ観光客を呼び戻す目的もあったのかなと思います。最盛期は年間18万人台を輸送しましたが2010年代に入ると4万人台に激減。島鉄バスも西鉄バスと共同運行で島原港から天神・博多まで高速バスを運行して共食いしちゃったんだろうと思いますね。バスだと3時間半かかりますが乗り換えの手間は無いし3,400円と若干安い…。育てる気はなくなったのでしょう。廃止は決まったものの航路存続は模索して、長崎市のやまさ海運に2015年に譲渡されて今に至ります。本業は長崎港からの軍艦島クルーズの会社。ちなみにこの船舶はもとは「島鉄1号」という名でした。

このような状況ですので補助金を受けてなんとか繋いでいるということではないでしょうか。観光で使うには知名度が低すぎますね。地元の人と船マニアしか知らないでしょうこの航路。





どんどん近づいてくる雲仙普賢岳。



もう噴火からは30年以上経ちましたね。噴火と言えば北海道の有珠山も周期からして5年以内に噴火はありそうです。あれほど予兆がわかりやすい山もなかなかないみたいだね。地震が起きれば数日中に噴火だから。



熊本へ向けて「オーシャンアロー」が出航したのが見えれば目的地は近い。



島原外港に12時20分定刻に若干早く到着。







さてどこかで昼食にしよう。



券売機だったら交通系ICをかざすことで乗船券買えたんだね。



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