丙丁童子のブログ 

◎まだ、だれもいっていない、そんなこと、あんなこと。(童子)

本日(01/02_夕)の その他ニュース

2021-01-02 17:50:03 | 2017年3月~2021年7月
米中も例外ではない。何らかの軍事衝突が起きても、第3次世界大戦になることは考えづらい。そうした前提に立てば、論理的に想定されるのは大戦でも平和でもない次のようなシナリオである。 (1)バイデン次期政権の米国は同盟関係を立て直し、リベラル秩序を再建していく。 (2)米中の覇権争いがさらに過熱する。外交、通商、デジタルでそれぞれが主導するブロックに二分されていく。 (3)新型コロナウイルスの感染を封じ込めた中国が優位に立ち、米国主導のリベラル秩序がさらに後退していく。 (4)台湾海峡などで米中が軍事衝突する。世界大戦にはならないものの、緊張が一気に高まり、世界は予測がつかない展開になる。 バイデン次期政権は(1)を目指すに違いないが、実現できるどうかは別の話だ。バイデン氏の側近からも「当面、コロナ危機と国内の格差是正などに力を割かざるを得ない。米国の指導力を性急に求めるより、米国再生に協力してほしい」との声が聞かれる。中国が秩序を主導する(3)も考えづらい。同国が感染を世界に広げてしまった事実は消えない。だとすれば、考えられるのは米中覇権争いが強まり、世界の分断が深まっていく(2)のシナリオだろう。民主主義の空間が縮まないよう、日欧、韓国、オーストラリアといった米国の同盟国は、バイデン次期政権と深く連携する必要がある。最も危険なのが(4)であることは言をまたない。台湾をめぐって米中が戦争になれば、日本も対岸の火事ではすまない。中国が台湾への軍事挑発を強めないよう、米軍が抑止力を効かせる。そのうえで互いの意図の読み違いを防ぐため、米中の軍事対話も増やす。この両方が紛争を防ぐ最低条件になる。 (* 日経記事より)写真:アラビア海北部での日本、米国、オーストラリア、インドによる共同軍事訓練(2020年11月17日)=AP . . . 本文を読む

回顧 2020 日経記事より

2021-01-02 09:05:21 | 2017年3月~2021年7月
回顧2020記事から20記事です マップは*記事より:上院選では、まだ民主共和どちらが過半数かの決着はついていない。州法で第一回投票(2020/11/3)で有効投票総数の過半数を獲得した候補がいない場合、決選投票をすると定めたジョージア州の上院議員選出(2名)がのこっているからだ。2021/1/5(現地時間:日本時間では開票結果判明は1/6となる)、この決選投票の結果1名共和党候補が当選すれば、共和党が51:49で過半数、2名とも民主党が抑えれば50;50の同数となり、上院議長の副大統領が決定の投票を行うこととなる。全米のみならず全世界が、ジョージア州の上院選挙を注目している。(もっとも、議案各々で上院議員がどのような行動をとるかは必ずしも所属政党に従うわけではないので、いずれにせよ、新政権の議会運営はそう簡単にはいかない。) . . . 本文を読む