古代ローマの人々は平和と秩序の女神を「Pax(パクス)」と呼びました。「パクス・アメリカーナ(米国による平和)」による繁栄の20世紀が終わり、21世紀は米同時多発テロ、世界金融危機、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)と、私たちに価値観やパラダイムの転換を迫る激動が続いています。
経済のデジタル化、格差の拡大、気候変動、米中対立、技術進歩。世界の経済や政治、社会を揺らす変化がコロナ危機で一気に加速し、時代に大きな断層を刻みました。危機が長引き、未来は一段と見通すことが難しくなっています。
20日から始める連載「パクスなき世界」第3部では世界を分かつ断層を多角的にとらえようと試みます。過去からの延長線にはない、非連続の先にある未来。その手掛かりをみなさんと考えたいと思います。(日経新聞 特集より) 記事追加されれば(不定期ですが)追加更新する予定です。 . . . 本文を読む
■ダウは続伸(30606)「ワクチン普及期待金融緩和長期化観測に景気敏感株中心に買い。年末薄商いの中、値幅が大きくなった。ナスダックは12、888.282」。
■原油は続伸(48.52)。「年末で市場関係者が少なく動意に乏しいなか、持ち高調整目的の買いがやや優勢」、●金は小幅続伸(1895.1)。
■米国債は続伸(利回り低下0.91%)。「年末を控えた持ち高調整の買いなどが入ったものの、休暇を取る市場参加者が多く積極的な取引は見送られ、値動きは限られた。機関投資家が保有債券の残存年限を延ばすために長期債を買う動きも入り、相場を支えた。31日朝発表の週間の新規失業保険申請件数は78万7000件と前週に比べて1万9000件減った。ただ「過去に比べれば高水準で、足元の新型コロナの感染拡大を考えると申請件数は今後増える可能性がある」。
■日経平均先物シカゴ引けは、27,510。(大阪は休場)
■(為替)103.00-103.32のレンジ。引けは103.30近辺。ユーロは1.2210-1.2287のレンジ、引けは126.20/1.2220近辺 . . . 本文を読む
2021年度からの政策方針を示す「科学技術・イノベーション基本計画」の策定が大詰めを迎えている。「イノベーション力の強化」「イノベーションの源泉となる研究力の強化」。20年12月14日の有識者会合で議論された答申素案は、これまでの基本計画よりイノベーション重視の流れが鮮明となった。
第2次安倍政権以降、流れが強まった。象徴が戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)や革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)など内閣府が主導する大型の研究開発予算だ。
1課題当たり数十億~数百億円を投じたが、必ずしも期待通りの成果は得られていない。ImPACTの課題の一つで責任者を務めた東京大学の合田圭介教授は「金メダルを狙って4回転を跳んで失敗しメダルを逃すリスクを嫌い、銅メダルを確実に狙う制度に途中から変わった」と振り返る。企業が取り組みにくい「ハイリスク・ハイインパクト」の研究開発に国が投資する意義はある。だが実際にはハイリスクの定義が曖昧になって大失敗が許されず、中途半端に終わった感がある。テーマ設定や枠組みにも批判がある。SIPの第1期では自動車用の革新的なエンジン開発もテーマの一つに選ばれた。熱効率50%以上という技術目標を達成できたが、温暖化ガス削減が中長期的に求められ車の電動化が進む中、「革新的」だったのかは疑問が残る。 以下略 原文をお読みください
(*日経 記事より)
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1月予定:1/2-1/3 は正月で休刊。 (週報参考資料もお休みします)。 1/1は金曜日ですが、どこの市場も休場なので昼・夕方の市況もありません。。1/1 朝の市況と特集ニュースは正月中も掲載する予定です。 また、1/16-1/17の週報は休刊とします。 1/17(日曜日)には週報参考資料は掲載する予定です。 . . . 本文を読む