離島所有者夫婦殺害事件

台湾人、陳進福、
留学生として、日本に来日、
日本の大学で教壇に立つなどしていたが、
約３０年程前、西表島に土地を購入、農業生産法人の牧場経営に乗り出した。
１９８０年代に
西表島沖合の『外離島』・『内離島』を購入、
近年になり、高齢でもあり、
売却を考えた、

この売却話を聞きつけた中国人一行がいた。
簡単な話、
陳夫婦は中国人には絶対売らないと断言し、
跡継ぎの息子にもその旨を伝えていたが、

今度は香港の中国人グループが交渉に来たが陳さんは売らないと、

その後、今年の２月１６日、台湾北部の新北市淡水河畔のカフェに姿を見せたのを最後に消息が消えた、
２月２６日、陳氏の遺体が淡水河畔で遺体で発見された、次いで３月２日に張夫人も遺体で見つかった、
陳氏の遺体には多数の刺し傷が見つかり、共に他殺と断定された。

親日の台湾老夫婦、
脅されても中国人にはあの土地は売らないと言ったのだろうな、

あの土地とは、西表島、白浜沖合の
『外離島』・『内離島』
太平洋当時、
内離島には船浮要塞が有り、歩兵部隊、高射砲部隊、陸軍病院まで配置されていた、
外離島にも高射砲が設置され、陸軍部隊が駐屯していた。
ほぼ真北に尖閣諸島、西には日本最西端の与那国島がある要衝の島と言える。

もしこの土地が中国の手に渡り、民間人を装った特殊部隊が潜入するかも知れない。

地元の西表島には昨年得体の知れない中国人が土地の物色をしに来ていたと言う。

陳氏は日本人の知人に常々、
『外離島が中国人の手に渡れば大変な事になる、
万が一、自分の身に何か有っても絶対に中国人には売らない、息子にもそう伝えて有る』
と言っていた。

台湾の新聞では大きく報じられ、特番まで出た、

あの土地を買いに来た中国人は観光、レジャー施設を建設するとか言っていたそうだ、
あのようなアクセスの悪い場所に観光施設？？？？？？

因みに中国海軍初の空母はソ連製、
ウクライナから購入した際、
マカオの民間会社が『カジノにする』と言う名目で手に入れた。

陳進福、張夫人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

関連ブログ